大胆なチャレンジ

【授業研究】私は「PDCAよりコルブ」と信じているので、ことが動き始めるときは「計画(Plan)を立てる」よりも「やってみる(体験)」と「振り返りと気づき」を重視します。従って、時にはもの凄い早さでやってみては次の動きを変えていきます。

 昨夜はその1つの区切りができました。「みんなのオンライン職員室」の中で開かせてもらっている「小林昭文授業改善ゼミ」は第2期を迎えました。第1期は主に早朝に実施したのですが、今回は基本的には夜実施します。
 何をやるかは色々なアイデアがでました。私は「現場の問題から離れたくない」ということにこだわりました。参加者が問題を解決できる力をつける講座にしたい。体験会を経て、面白いアイデアにたどり着きました。

 オンラインの講座では「特定のメンバーの問題をみんなで解決する」ことにしました。そのプロセスで「質問と気づきの体験」を重視していくことにしました。ただ、オンラインの場では最初から質問をしてもらうのはリスクが多すぎる気がしたので、問題を出してくれるメンバーと私が2人だけで15分間の面接をしました。
 ざっくりと「困っていること」を話してもらい、その問題の方向性を付けるところまでやって終了。この動画を他のメンバーには事前に見てもらい、講座ではその続きの質問をしてもらうことにしました。途中で私も介入していきました。問題を提示した方は一応の行動計画ができました。参加者の多くは質問の威力に驚きました。

 荒削りですが、オンラインでも「ほとんど講義なし」の「体験型学び」が実践できたと感じます。一歩前進すると、たくさんの課題も見えてきます。次回に向けて何をどうするか、色々と考えます。これがコルブの良いところです。いちいちレポートを書いたり提出したりしないから、素早く進みます。でも、動画記録は残っているからあとで必要な見直しはできます。

 Zoom、スプレッドシートYouTube、動画編集、Slack、jambord‥多様なツールを使うことで1年前には想像もできなかったことが軽々と実践できます。でも、基本は対話やカウンセリングの知識とスキルです。さて、昨日のことを振り返りながら、次回に向けて考えることにします。
 昨夜ご参加の皆さん、おつかれさまでした。ご協力に感謝感謝です。次回もお楽しみに。

※昨年秋から継続しているオンライン連続講座の案内は以下です。
◎「みんなのオンライン職員室」はこちら→ https://minnano.online/
◎「Find!アクティブラーナー社」はこちら→https://find-activelearning.com/
◎「アクティブラーニング入門3(小林昭文著/産業能率大学出版部)」は
  こちら→https://www.amazon.co.jp/dp/4382057744/

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