私の本の読書会

【授業研究】「みんなのオンライン職員室」(以下、「みん職」)で「小林昭文授業改善ゼミ」の第2期を始めたことは昨日(2021/2/27)触れました。この動きには新鮮なことが色々あるのですが、そのうちの1つが「読書会」です。このゼミの世話役の方がサブゼミとして「読書会」を提案してくれました。

 その方法はABD(Active Book Dialogue)です。私はまだ経験したことがないのですが、なかなか興味深い本の読み方です。その方法で第2期のゼミに参加している皆さんで読む本として「アクティブラーニング入門3」を取り上げてくれました。私も興味津々なのですが、著者が参加すると邪魔をしてしまいそうなので、とりあえずは遠慮くすることにしました。いずれ質問会などに参加しようと思っています。

 そんなことを話していたら「みん職」全体に呼びかける読書会でも同じ本を取り上げるということが出てきました。おやおや‥急に人気になってしまいました。それだ「授業見学」が話題になってきているらしいとは感じます。

 「年に何回か行われる授業研究会は堅苦しくていやだ」「授業見学週間は設定してあるけれども誰も行かない」「行っても何を見てどうコメントしたらよいかわからない」「みてもらったあとでダメ出しされるのも嫌だ」‥などの声が聞こえてきます。これらはまさに十数年前に越ケ谷高校で起きていたことでした。

 それらを乗り越えるために授業研究委員会で話し合い工夫して編み出した様々な工夫が詰まっているのがこの「入門3」です。その本がこうやって今話題になるのはとてもうれしいことです。これを書いた時よりも更に研究は進みました。その成果もいずれまとめて発表することになりますが、読書会に参加した人たちにはいち早くお伝えしたいことでもあります。

 何かまた新しいことができそうな動きです。楽しくなってきます。

※昨年秋から継続しているオンライン連続講座の案内は以下です。
◎「みんなのオンライン職員室」はこちら→ https://minnano.online/
◎「Find!アクティブラーナー社」はこちら→https://find-activelearning.com/
◎「アクティブラーニング入門3(小林昭文著/産業能率大学出版部)」は
  こちら→https://www.amazon.co.jp/dp/4382057744/f:id:a2011:20200204054022p:plain
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