講義動画の作り方‥

【授業研究】今年になってから動画作成は自分でもうまくなったと感じています。スライドをきれいにつくる、文字は少なめに、文字が多い時は読み上げない、話し方は少し早口で‥。以前は30分程度の掛かっていた動画を15~20分程度で作成できるようになってきました。テーマはほとんど先方からのリクエストです。

 その結果、最近はZoom打ち合わせやメールのやり取りの中で、「○○について困っているのですよね~」という話題に対して、「そのテーマに近い動画があるから見て意見交換しましょう」などと対応することが増えてきました。1つの動画を何回も活用できたら、とても良いことです。

 しかし、相手の人数や時間が異なると、その動画がイマイチと感じる場合もあります。ここを乗り越えるにはどうすればよいか、考え始めました。偶々、YouTuberデビューの準備を進めてきましたが、ここにきてYouTubeページは動画が増えてくると閲覧しにくいという欠点を感じるようになりました。中にはとてもよく整理してあるページもあるので、これを見本にしますが、それでも限界がありそう。

 そんなときに「そろそろHPやメルマガ作りませんか?」と声を掛けてもらいました。オンライン・ショップに誘ってもらって会員にはなっているのですが、何も作らないでいたのです。私のやりたいことはHPとメルマガとYouTubeを連動させることで、広がりそうです。それに合わせて動画も配信しようと思います。その構造が決まると、動画の作り方も定まる気がします。

 大人数が集まる「イベント型研修会向けの講義動画」と、「サブスク型講座」「学校単位のサブスク型支援」「数校単位のサブスク型支援」「個別相談対応」に使う動画では異なる作り方が良さそうです。素材としてのpptスライドは共通して使えるので、それほど大きな負担にはならない気がします。楽しみがまたひとつ増えてきました。

新しい評価方法

【授業研究】GCS(グループ・コンサルティング・サービス)は8校を結んで授業改善を支援するオンライン講座です。毎回、テーマに沿った講義動画を事前に提示します。感想や質問をスプレッドシートに書いてもらい、事前に返事もします。当日はブレイアウトルームでの話し合いと質疑応答。最近は皆さんがjambordを使うのに慣れて、意見がたくさん出ているのがわかります。

 新しい評価の目的は「(教師の)授業改善」と「(生徒の)学び方の改善」。この明快で単純な目的がほとんど浸透していません。その土台になる「主体的・対話的で深い学びの実現」はしばしば忘れられているかのような気持ちになります。そこを抜きにして、相変わらず「ノート提出」などを評価する話を聞きます。

 自画自賛ですが、私は文科省よりかなり早く「科学者になる」を目的にし、「科学的対話力の向上」を目標としました。その上で「態度目標」を設定して、高校物理授業を改善し生徒たちの学びを大きく変えました。やってみれば「指導と評価の一体化」は当たり前のことですし、「新しい授業の実現」はそれほど難しいことではないと感じています。

 この私の強みを活かして、更に活動を続けていこうと改めて感じました。

茨城県での新しいチャレンジ

【授業研究】最近、あちこちで「イベント型研修」よりも「サブスク型研修」または「共創型OJT」をやりましょうと、誘っている私です。いくつかの私立学校は賛同してくれていますが、公立学校ではわずかに2校。この2校も予想外でした。

 そんな中でNITS(NITS 独立行政法人教職員支援機構)の予算で茨城県の県立高校4校を対象に9月~3月までサブスク型授業改善支援をすることになりました。対象校4校が確定したのが9月に入っていたので、現在は初回~2回目の打合せを始めているところです。実質は10~3月の6ヶ月の支援になりそうです。

 昨日はそのうちの1校とのオンライン会議。2回目。前回の打合せでは興味のある人たちから巻き込んでいきましょうということになり、リーダーの先生が誘ってくれて8名の方がご参加でした。そのリーダーの先生が早速「小林さんの動画を見て、新しい授業に挑戦しました。生徒の反応は上々です」とのこと。前回の打合せから2週間しかたっていないのですから、驚きです。

 「その上で、質問がいくつかあります」ということで、確認テストのやり方、リフレクションカードの書き方などについて回答していきました。それが呼び水になり、次々に質問が出ます。予定の1時間が終わるころになっても「質問です」と手が挙がります。そこで、「一応、区切りましょう。時間のある方だけで、あと30分だけやりましょう」ということにしました。その30分間もびっしり質疑応答が続きました。最後は次回の日程を決めて終了。楽しい打合せでした。打ち合わせというより、研修会、研究会、ゼミといった方がよさそうな時間でした。

 こんな風に活性化することもあればそうでないこともあります。成功・失敗を繰り返しながら、少しずつ「法則性」や「進行のコツ」が見えてきました。その中のいくつかは、相談係として見出してきた「相談を継続する方法」「問題解決に導く方法」と共通しているような気がしてきました。この取り組みが終わる時には、支援する側の「成功のカギ」も報告書にまとめておきたいものです。

優秀な高校生

【授業研究】9/20(火)に鹿児島修学館中学・高校の高校1年生対象に行った「クリティカルフレンド」の画像が届きました。改めて生徒の皆さんが、とても真剣に参加していたことを感じました。リフレクションカードは手書きを担当の先生が打ち直してくれたので、それを基に回答動画を作成中です。

 リフレクションカードを見て驚いたのはメモ部分です。セッションを見ながら気が付いたこと、セッション前後での私の説明内容、最後の質疑応答の内容などを実に克明にメモしてあります。椅子だけの用意でしたから、ワークシートとクリップボードを用意してメモしやすい形にして良かったと感じました。また、これを提出させて捨ててしまうのももったいないので、返却することにしまた。

 私が高校教諭、大学教授の時には「見たよ」の代わりに、シャチハタのハンコを押していました。今回はpdfで全部読みましたから、学校の先生に「小林」のシャチハタを購入して押してもらって返却することにしました。前もって用意しておけばよかったのですが、この方法は次回以降も使えそうです。

 感想の中には以下のようなコメントがありました。
「少人数で円になって話し合いをすると距離が近くなった
 感じで意見を言いやすそうだった」
「アドバイスだけでない話し合いも必要だということが分かった」
「みんなも行き詰ることがあるんだなと思い少し安心できた」
「クリティカルフレンドを用いることで、新たな視点で自分の課題と向き合える」
「適当な質問をするのではなく、相手を考えて、
 アドバイスにならないような質問をしないといけないのだと分かった」
「こういう話し合いって、学生の時だけでなく、
 社会でも通用するものだと思うから、
 今のうちに身に付けておいても損はないのかも!!」
「クリティカルフレンドを授業でやらなくても、
 もっと友だちに相談しようと思った」
「自分と少しでも近いような研究テーマの人よりも、
 少し離れた視点をもってる人の意見を聞いてみるのもいいなと思った」
「小林先生の質問は、簡単な質問だけどなかなか出てこない質問だった。
 質問をするためのコツってありますか?」‥
最後の質問に回答する「質問の作り方と練習方法」をつくります。
他の学校から来ているリクエストにも使えそうです。

今のところ正常

【日常の記録】8代目桂文楽が講座で演目中の登場人物「神谷幸右衛門」の名前を度忘れして絶句。深々とお辞儀をして「申し訳ありません。もう一度勉強しなおしてまいります」と挨拶して退場。二度と高座に上がらなかった話は有名です。この時、文楽は78歳。

 色々調べると文楽は、この時がいずれ来ることを予想して、この有名なお詫びの仕方も練習していたようです。文楽がこの「診断テスト」を受けていたら、静かに引退できていたかも‥。

 私は70歳。人生の締切が遠くないことは理解できるものの、どこで一線を退く方が良いかの判断はなかなか難しいものです。この診断テストはその一助になりそうです。でも、テストを受けること自体を忘れてしまうという笑い話になりかねませんが‥。

※テストの内容。「今日の日付を西暦で言ってください」「あなたの年齢を言ってください」、これだけです。

休養日

【授業研究】オンラインが中心になっている私にとっては久しぶりの鹿児島への3泊4日の出張はさすがに疲れました。ここで無理をすれば疲れを引きずりそうなので、昨日は「眠くなったら寝る」を基本にしました。寝て起きるたびに、元気になるのを感じます。

 夜はそのおかげでぐっすり眠りました。睡眠状態を計測するアプリの結果は、出張期間とは大きく変化してよい数値でした。久々に良い天気です。少し溜まっている仕事を片付けます。

帰りました

【授業研究】昨日(9/24金祝)は有志の先生たちでアクションラーニング・セッション(質問会議)を行いました。直前の案内にもかかわらず9名の先生たちが参加。私を含めて10名で3時間の学習会でした。皆さんが「質問の力」を実感してくれたようです。

 生徒にもいずれこの力を伝達したいものですし、その前段階で先生たちのトレーニングを定式化したいものです。他の学校からも同様のリクエストが来ているので、計画を立て、補助教材を作成していこうと思います。大学の授業で6年間工夫して作った色々な教材が役に立ちそうです。

 帰りは桜島観光。噴火が活発な時期だったので、降り積もった火山灰が車が行き交うごとに舞い上がるすさまじさに閉口し、火口間近で噴火音も聞きました。貴重な体験でした。

 帰りの飛行機は行きと同様に台風に冷や冷や。名古屋行きは「着陸出来ないときは羽田に着陸します」のアナウンス。私が乗った便は予定通りでした。

 最近はオンラインばかりだったので、出かけると、仕事が溜まります。3連休中に後れを取り戻さなくては‥。

 鹿児島修学館中学・高校の皆さん、お世話になりました。今年度はいささか出遅れましたが、このあとは12月と3月には伺えるように調整中です。お楽しみに。