授業改善の成果着々

【授業研究】12/1(火)には大同高校での研修会でした。続けている授業改善をさらに一歩進めることができました。「基本スキル」の見直しと全員そろっての実践で授業の雰囲気はだいぶ良くなりました。コアチーム以外の先生たちにはそのまま継続してもらいながら、コアチームの皆さんには個別の指導をしていました。

 数人の先生たちの授業を見学して、課題をアドバイスをして1~2週間それらを意識した授業を実践してもらいました。その結果をA4,1枚のレポートにしてもらいました。当日はこれを発表してもらい、総括的な講義をしました。

 コアチームの皆さんには少々負担を強いることになりました。しかし、良く頑張ってもらえました。私が指摘したポイントに対してチャレンジをしてくれていました。成果も上がっていました。最も大きな成果は、「書く」ことによって自分の実践を論理的に見直し、成果とともに今後の課題についても整理できていることです。

 更に。代表の3名の方には研修会で発表してもらいました。形式は特に指示することなく5分の持ち時間だけを指定してありました。ところが3人ともパワポを用いてぴったり5分間の発表。これにはコアチームのリーダーも驚いたようでした。

 私は授業改善運動の目的の1つは先生たちの力をつけることだと思っています。自分の実践を振り返る、メタ認知する、新しい気づきを得る‥そのプロセスを文章化する、できればレポート・論文にまで仕上げる。このことによって、その後の実践がこれまで以上に意識的に行われるはずです。チャンスがあれば論文を出したり、本を書いたりできる実力をつけて欲しいと思っています。

 そんな夢に一歩近づく研修会になりました。皆さん、お疲れさまでした。

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著者に会えました!

【授業研究】「協同学習入門(杉江修治著/ナカニシヤ出版)」の著者=杉江先生にお会いできました。サインをもらい、私がこれから書く本に「たくさん引用させてください」に了解を得て、「またお会いしましょう」とお別れしました。刺激的な時間でした。

 御年72歳、若々しくてビックリ。反骨精神を前面に出して、舌鋒鋭く教育委員会や管理職批判を続ける口調は痛快です。大村はま氏の話題になったときに、「(会ったことはないけど本を読んで)私と気が合う!と思ったよ」とのこと。実は私も大村はま氏の本を読んで感じたのは「この人とは気が合う」でした。気が合う人と気が合う人なら気が合いそうだと、勝手に近さを感じていました。

 この本には、私にはなかなか言えない学校教育批判がたくさん書いてあります。これから書く予定の単行本にはこの杉江先生の文章を引用するとわかりやすい、と思う論点が多々あります。しかも、杉江先生の文章には理論家としての裏付けがあります。

 杉江先生によれば、大学教授のような「理論家」に対して、私のような実践者を「教育工学者」ということになります。この両者をつなげることも私の大きな役割だと感じています。12月に入って本格的に書き始めようとする時期にお会いできたのはラッキーでした。繋げていたただいた、いつもお世話になっている大同高校長・服部保孝先生に改めてお礼申し上げます。

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12月になりました

【授業研究】これまで12月に入ることを特別に感じたことはなかった気がするのですが、今年は珍しく「あ、12月になったんだ」「ようやく今年が終わるんだ」と感じています。大学退職、コロナ禍での閉じ籠り、オンラインでのつながりの増加、オンライン講座の実践と研究、月刊誌連載も何とか継続、来年度の仕事の依頼もぼちぼち‥‥。

 「長い1年だった」と感じます。変化に富んだ1年だったと珍しく感じます。世の中はコロナ禍の第3波。12月に予定していた研修会が1つ対面からオンラインに変わりました。ふと思いついて昨年の12月の予定を調べると大学授業以外に出かけた研修会講師は3回。今年は9回(オンラインを含む)になっています。それ以外に対面やオンラインでの打ち合わせもいくつか入っているし、原稿も抱えています。

 10月から始まった3つの連続オンライン講座の講師も徐々に内容が膨らんできました。ここでもやりたいことが増加しています。あわただしいけど充実した師走を迎えたことになりそうです。気を引き締めて今年最後の1ヶ月を過ごしたいものです。

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新・オンライン講座好評

【授業研究】無料講座であり、宣伝にも力を入れてくれたオンライン講座の申込は200名超。でも、無料だとそんなには来ないかも‥と不安もありました。事前視聴用動画の再生回数は312回、ユニーク視聴者数は106人。実際に来てくれた方は約120名。かなり良い数字だったという気がします。

 「オンラインでは講義をしない」方針の私のやり方では、ブレイアウトルームで事前視聴用動画を視ての感想を共有してメインルームで質疑応答を進めます。ここでもう1つの問題が出てきました。「ビデオオフを許可」したことです。ビデオオフの人たちがたくさんいると他の人もオフにするかも。ブレイクアウトルームも心配です。

 そこで考え付いたのが「仮想背景」をうまく使う方法です。ビデオオフの人には「任意の仮想背景」を表示した上でwebカメラを紙などで塞ぐ方法です。これにより、仮想背景だけで表示されます。真っ暗にはなりません。それでもビデオオフにしている人は全体画面に出ないように設定しました。

 更に私が質問に答えた後で「どうでしたか?」と質問し、反応してもらいます。そのための「仮想背景用画像」を事前に配布してインストールしてもらいます。その画面が以下です。青い背景は「わかった」です。更に「質問があります」もつくったので、これが出ていれば「質問して下さい」と呼びかけます。私は「簡単な質問には5分以内、長くかかっても10分以内で回答する」ことを約束して始めました。

 結果はとても良い、でした。「説明が終わったら仮想背景で反応してくださいね」と言って説明し、終わると「どうでしたか?」と質問します。下の画像は大半の人が「よくわかつた」の青色を出してくれている画面です。中には「質問があります」を出す人もいるので、その人に「質問をどうぞ」と声かけます。この方法で2時間続きました。さすがにしんどいので5分間だけ休憩しました。

 このアイデアはとても良いです。(自画自賛!) 作成方法はパワポで作ってJPEGの変換しただけ。可愛い絵は「フリー素材」なので著作権の心配もありません。使いたい方にはパワポを差し上げます。自分で好きなようにアレンジして使えます。4:3と16:9の2つのパターンがあります。メールください。

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スマホのトラブルでわかったこと

【授業研究】今週はスマホのトラブルに振り回されました。それでわかったことも色々ありました。最初は紛失。新幹線に忘れた可能性があったのでauショップで探しもらいました。結果は別のバッグに入れていただけでしたが‥。そのあと通話中に相手から「声が聞こえない」と言われてしまい、再びショップへ。あれこれ調べた結果、端末交換となりました。この過程でわかったことです。

1 ショップに「どこにあるか探して」と依頼すると、
 「交番に遺失届を出してきてください」と言われました。
 受付書類を持参すると探索が始まりました。

2 探索時間はほんの1~2分間。
  センターに電話。本人確認が終わると、
 「1~2分かかります」との返事。
 1分経つかどうかで「わかりました。住所は‥」
 と読み上げが始まりました。
 映画などで「逃げるときはスマホの電源を入れるな」は、
 本当だと実感しました。

3 端末交換か機種変更の選択肢がありました。
 5Gが使えるなら機種変更も魅力的と思い聞くと、
 「まだ、山手線の内側だけです。
  他の地域への拡大予定もないですよ」とのこと。
  それならと端末交換にすることにしました。

4 端末交換をどうするのかを聞くと宅配便で届けるとのこと。
  早ければ3時間、遅くとも当日中には届くとのこと。
  12時ごろに手続きをして17時には到着。すごいものです。

5 これらの全部にかかった費用は2,000円。
  機種変更よりはるかに安く済みました。
  実は最近反応時間が長いなどの不具合もあったので、
  それらの問題も2,000円で解決しました。

6  ショップで手続き中に担当者が
  「半年間1度も使っていない有料アプリがありますよ」。
  当然削除。月額500円の無駄も省けました。

新しい端末にこれまで使っていたアプリを再インストールするのは、
時間がかかりますが、これは少しずつやっていきます。
いささか予定が狂ってしまったトラブルでしたが、
少し楽しめて得をしたトラブルになりました。

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ようやくできる「組織的授業改善」支援

【授業研究】昨日(2020/11/26)の「ビジネス理論がヒントに」の記事をアップした後に思い出しました。それは、これは7年ほど前に考えていたことだ!ということです。

 高校教諭を定年退職した直後の2013年の5月ごろに埼玉県の私立高校の校長先生から直接電話をいただきました。雑誌で私の記事を見て電話をしてくれました。依頼の内容は「学校全体の授業改善をしたい」でした。ありがたい話でした。

 もう1つうれしかったのは「色々な講師を何回も呼ぶ手もあるが、私は小林さんに任せたい。ずーっとやってくれないか」と言われたことでした。「期限がないのは良くない」というのはカウンセリングの学習で叩きこまれていたことだったので、「1年間にしましょう」ということにしました。

 この改善はとてもうまく行きました。学校全体の授業が見違えるように変化しました。偶々、この年の年末に新学習指導要領に「アクティブ・ラーニング」の言葉が突然出てきました。その翌日の面白いエピソードがあります。

 翌朝NHKがこの高校に「今日、取材したいがよいか?」と問い合わせて「どうぞ」と返事。昼近くに到着したクルーが「どこを取材すればよいか?」と尋ねると「どこでもお好きなところを撮影してください」と管理職。その日の夕方のニュースで放映されました。それくらいに学校が自信を持つ変化が半年程度で実現したということです。生徒募集にも効果がでました。この体験に私はかなり自信を持ちました。こうやって学校を変えていくことができると楽しいと感じていました。

 しかし、その後はうまく行きませんでした。翌年度から大学に勤務して、その傍ら全国の学校に呼ばれて講義をしたり、ワークショップをしたり、生徒向け授業をしたりしました。しかし、この埼玉県の私立高校ほどの成果はあがりませんでした。今になって思うと、私には「組織的授業改善」の理論も手法もありませんでした。単に「個人的な授業改善」の中身を話していただけでした。

 ではなぜこの高校で成功したか。何より管理職のリーダーシップの素晴らしさです。管理職だけでなくコアチームの皆さんが努力し、それに先生たちが巻き込まれていました。それを「私の力」と感じていたのは今思い出すと恥ずかしい限りです。

 昨日の記事は、その時出来なかったことがようやくできる段階が来たということです。授業改善の理論も整理できたし、組織的な動き方も整いました。更に今回の目玉は異なる地域の学校同士をつなげるというアイデアです。このことで様々なメリットが生まれることがわかりました。これはビジネス理論が指摘している通りでした。

 要するに、思い出してみると私は何年間も「組織的授業改善」を追求してきたということです。大学に勤務している時にはこれがなかなかできませんでした。退職して今年度から本格的に挑戦しました。呼応してくれた学校があったこと、出版社が連載や単行本などの研究の場を与えてくれたことなど、ありがたい支援がたくさんありました。その結果がようやく形になりそうなのが来年度ということです。

 やりたかったことがようやくできそうです。来年度はとてつもなく忙しくなりそうです。今年の3月4月の「研修会がほとんどキャンセルになった時期」とは大きく異なる生活になりそうです。ワクワクしています。

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ビジネス理論がヒントに

【授業研究】現在3つの私立学校に協力してもらって私の新しい理論を用いた「組織的授業改善」にチャレンジしています。これについて、うれしい出来事が2つありました。現時点ではざっくりとした記録です。詳細はいずれお知らせします。

 1つは現在進めている方法はあるビジネス理論に合致していると思われることです。それは現場のメリットになるとともに、それらをつなげている私にも大きなメリットになることがわかります。まだ、その理論の概略を読んだだけなので正しい理解なのかどうかは不明です。もう少しきちんと理解出来てから詳細をお知らせします。

 2つはこの「組織的授業改善」の方法を企業がバックアップして大きな展開をしてくれそうになってきたことです。私1人では宣伝や記録の整理などの点ではできないことが多々あります。企業が支援してくれれば、私の負担は軽くなり、多くの学校にこの方法を提供できます。

 どちらもこれからやるべきことがたくさんあります。理論的な研究を急がなくてはなりません。実際に展開するための計画の詳細を作成しなくてはなりません。やるべきことがどんどん増えて行きます。宿題が増えるのは少々ストレスですが、私の実践とアイデアが理論的にも正しそうで、多くの人に使ったもらえるのなら、これはやりがいがあります。頑張ります。

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