【授業研究】このところ閉じ籠っているのですが、メールやZoomでたくさんの人たちと情報交換を続けています。この1～2週間は初めてお会いする人、久しぶりに連絡を頂いた方、新しいアイデアをもたらしてくれる人‥とても刺激的です。
とりわけこの2日間、立て続けに最新ツールとの出会いがありました。いずれも私がやろうとしている「組織的な授業改善」に使うと効果がありそうです。どのツールも学校教育とはかなり離れた分野の組織が別目的で開発したものです。しかし、私が聞くと「授業改善にとても役立つツール」に聞こえます。内容を聞きながら「私ならこんな風に使いたい」「こんな機能を付けることはできますか？」‥と前のめりになっていました。その背景にはしばららく疎遠にしていた人たちとの再会とバックアップがあります。
昔なら、これだけの出会いには相当の時間コストがかかりました。移動コストもかかりました。今は全くかかりません。これらのワクワクする出会いを立て続けに体験しながらも私の実体は部屋に閉じこもったままです。これはすごいことです。コロナ禍は未曽有の災害です。同時に世界の変化を一気に進めています。私はまるでタイムマシンに乗って100年くらいの未来に飛び込んでいるような気がします。
でも私は、部屋に閉じこもっているので本当の世界はどうなっているのか「わからない」という不思議な感覚に陥ることもあります。バーチャルリアリティーなのではないか、目が覚めるとコロナ禍などない世界に戻るのではないかと感じる瞬間もあります。人によっては本気で「元に戻ってほしい」と願っている人も多いと思います。
一部の学校の先生たちは、オンライン授業もGIGAスクール構想もテレワークも「早くなくなって元に戻れ」と願っていることと思います。でも。これは現実です。ぜひ、この世界の大変化を前向きにとらえましょう。一緒に色々なツールを使いましょう。
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