月刊誌の連載第9回原稿終了

【授業研究】「月刊高校教育(学事出版)」に4月号から「授業改善のリーダーシップ」を連載しています。昨日、第9回(12月号)の原稿を書き終えました。連載当初は久しぶりの月刊誌連載なので、書けるかどうかかなり不安でした。内容も実践の経過を踏まえて書くことにしていたので、実践が失敗したら書けなくなりそうでした。

 でも、幸い3つの学校で新しい方針で支援している授業改善は着々進んでいます。私も書くことで理論的な整備が進んでいます。あと3回で1年分が終了しますが、ここまでくるともすぐです。元々、1年間で終了の予定でもないので、このまま書かせてもらえるだろうと期待しています。

 初めての連載は約20年前でした。当時、埼玉県内に発行されていた教育関係者向けの新聞に教育相談について連載を依頼されて書き始めました。毎回1000字程度の分量でしたが、月に2回原稿を提出しなくてはなりませんでした。これは当初予想していたよりもはるかに大変な事でした。ほとんど毎日原稿のことを考えている状態でした。

 いわゆる商業出版における文章の書き方についてもこの時に教えてもらいました。初めのころは提出した原稿について何カ所もダメ出しがありました。夜中までかけて書き直したこともありました。これを2年間続けました。それが終了したところから月刊誌に2年間連載させてもらいました。この4年間が私にとっては「書く力をつけるトレーニング」をしていた時期でした。

 その期間中に出版社に学校で取組んだ実践を報告したらほぼそのまま出版させてもらいました。初めての単著になりました。その後も雑誌にしばしば投稿し続けましたし、アクティブラーニング・ブームの時期には単著・監修等で10冊ほどを書きました。今年は久々に1冊も上梓しない年になりますが、来年からは何冊も出すことになりそうです。依頼をいただくから、読んでもらえるから、だから書けます。ありがたいことです。これからも頑張って書き続けます。このブログはそのためのトレーニングでもあります。毎日読んでいただきありがとうございます。

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