楽しいこと2つ(1)

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【授業研究】体調が回復してきたことと、1つの仕事を先延ばしてもらったことで、仕事に余裕ができました。そのおかげで楽しいことが2つ起きました。

 昨年(2020年)から月刊誌に連載しています。掲載誌は「月刊高校教育(学事出版)」、連載のテーマは「授業改善のリーダーシップ」です。2020年4月号から連載を始めて、今回執筆しているのは第20回(11月号)の原稿です。もうすぐ2年間の連載になります。こうして書かせてもらえることをとてもありがたいと思っています。

 各回の字数は約4,500字、4ページです。原稿用紙で約10枚、A4文書にして約3枚です。テーマは一貫して「授業改善」。随想・随筆ではなく、評論・他者の研究紹介でもなく、実践に基づく研究と考察です。これが自慢です。書き始めたのは大学を退職した時期ですから、そのあとどんな風に授業改善の研究の場を持てるかどうかいささかの不安がありました。しかし、実際にはイベントでの登壇は減ったものの、実践的研究の場は増加しました。おかげで私はたくさんの現場と関わりながら研究を進めることができ、執筆の材料に困ることはなく、連載を続けています。

 その連載の原稿締切は毎月18日。今月は土曜日です。しかし、連休が明けると21日(火)。これでは編集の方は大変かも‥と思い、17(金)の17時には提出しよう決めて、16(木)から書き始めました。ちょうど書きたくなっているテーマがあります。少し大きなテーマなので連載の3~4回分になるかもしれません。その時はテーマを分割すればいいか、などと考えながら書き始めました。早朝から書き始めて2ページほど書いたところでふと思いついたのが、GCS(グループ・コンサルティング・サービス)のことです。今年度から5校の私立学校をグループにして授業改善の継続支援をしています。なかなかうまく進んでいます。私の理論の実証にも役立っています。

 このGCSの取り組みが半年になり、成果も着々なので、これについて書こうかなと思いつきました。ついでに来年度の参加校募集もしようかな、と思いつきました。しかし、来年度も実施するかどうかは私が決めることではなく、主催のFCEエデュケーション社が決めることです。これは確認しなくてはいけません。あわてて「来年度もやりますか?」メール。やらないことになっていたらガックリです。

 しかし、思い悩む間もなく、10分も経たないうちに返信がありました。「正式依頼がまだでしたが、来年度もこの取り組みを実施します。10月から募集活動を始めます」とのことです。これが「楽しいこと」の1つ目です。実践的研究の場が広がるということです。ではということで書きかけの原稿は一時保管フォルダーに移動して、午後からGCSをテーマに書き始めました。これが16(木)。考えている17(金)夕方提出には余裕があります。原稿書きのためにあまり予定は入れていないのでじっくり書けそうです。

 その翌日の予定が少しずれこみました。これが2つ目の楽しいことにつながりました。その詳細は明日お知らせすることにします。[この項続く]

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