久々に生徒指導について語り合いました。

【授業研究】会議で名古屋に泊まる機会を利用して三重県某高校の生徒指導主任のTさんが「話したい」と来てくれました。飲んだり食べたりしながら、5時間以上語り合ってしまいました。
 私は26年前に県立高校教員になった時には、県内有数の「荒れる学校」に赴任しました。11年間いたその学校では生徒指導部に一貫して所属し、生徒指導部主任も務めました。その間、問題行動数(家庭謹慎の数)、中途退学者数を大幅に検証させ、校内喫煙もほぼ皆無にし、制服改定も成功させてきました。その過程で学んだことはたくさんありました。でも、最近はそんな話をすることもほとんどなくなっていました。
 Tさんの昔話や今の苦労話を聞かせてもらいながら、私も自分の昔話を思い出しては、色々と語りました。語るうちに私は授業改善も生徒指導も同じ人間観・教育理論・スキルでやろうとし続けてきたことを、強く感じました。
 12月に某所で生徒指導に関する講演をしましす。その原稿をTさんに見てもらって意見をもらいました。「これは価値ありますよ」と言ってくれました。「反対意見があっても賛成する人もたくさんいますから、ぜひ、この話をしてくださいよ」とも言ってくれました。少々、挑戦的な内容なのでどうしたものかとためらっていた私ですが、Tさんのおかげて、勇気が湧いてきました。ありがとうございました。