「小林さん、すごい!」?

【授業研究】継続支援している某高校の先生たちにZoomで個別相談にも対応しています。先週、D先生から相談を受けた内容は「やる気のない生徒の指導に困っています」でした。精神疾患を始めとする病気はないか、深刻な心理的な問題や家族の問題はないか、発達障害はないか‥などのチェックをしてみましたが、ほとんどなさそうです。となるとまさに「やる気」の問題のようです。

 そこでキャリア・カウンセリング的なアプローチを提案しました。D先生は「どんな仕事をしたいの?」と質問しても大した反応はないし、親の仕事をやろうかなと言ったことはあるけど‥とあきらめムードでした。そこでもう少し具体的な質問の進め方の方法を教えました。D先生は興味を示してくれて「その方法でやってみます」と返事をしてくれたので終了しました。

 それから約1週間。別件でZoomミーティングで会うと‥「小林さん、すごいです!」「なにが?」「言われたとおりにやってみました。話はすらすら進みました。彼女はみるみるやる気を示しました」。

 翌日から授業でこれまでに見たことないように前向きなんです。私の授業だけではなく、他の先生たちも気が付いて「あの子、どうしたの?」と聞かれたくらいです。小林さんは凄い!と思いました。と絶賛してくれました。

 「いえいえ、私がすごいのではなく、そういう風に誰がやってもうまくいくキャリア・カウンセリングの理論とスキルがすごいのですよ」「それにD先生と彼女の間の信頼関係がしっかりあるからうまく行ったのだと思いますよ」と回答しました。

 うれしいことでした。

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