オンライン研修会の振り返り

【授業研究】茨城県教育研修センター主催の初めての終日オンライン研修会は好評のうちに終了しました。昨日はその研修会についての「振り返り」をしました。もちろんオンラインです。

 これまで遠隔地に出かける研修会の後は「それっきり」になることが大半でした。手書きのリフレクションカードを送ってもらうことは多かったのですが、その内容について話し合うこともほとんどありませんでした。今回は業務中に上司の許可も得て、オンライン会議をしていたわけですから、これも時代の大きな変化です。

 その振り返りの中で出てきたのは、「ファシリテーションをテーマとした研修会を作ろうとしている」という話でした。これについては私も色々な意見を持っています。定義や内容を理論的に整理した上で、授業者スキルとしてトレーニングシステムをつくる必要を感じているからです。

 少し意見交換して、今後も「一緒に研究しましょう」と終わりました。この研究自体も大変面白そうなのですが、オンラインが常態化する中でこの研究を広げていこうと思いつきました。オンラインなら特定の教育センターの中だけで「研究しなければならない」という制約はなさそうだからです。

 他の教育センターの人でこのテーマに興味のある人を知っています。現場の教師でこれに参加したい人もいそうです。教育センターに限ることもないので、色々な先生たちが研究テーマを掲げて「仲間を探す」ことをやればよい気がします。

 田原真人さんに刺激されて「参加型社会宣言」運動に加わろうとしていますが、どうやら大学退職後の私の動きはそれにぴったりとはまっているようです。実際に動き動かしながら、大きな運動の一員としても活動したいと考え始めました。

 昨日はもうひとつ大きな動きもありました。これについては別の記事で書くことにします。

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