オンラインでブレーンストーミング

【授業研究】継続支援している学校の研修会が来週に迫ってきました。コロナ感染が広がっている地域なのでオンラインで実施することになりました。テーマは2つあります。1つは授業改善をどうやって生徒募集に結び付けるか、2つはさらに授業の質を上げるためにどうするか、です。

 後者は私が説明したり、質問に答えたり、場合によっては授業をオンラインで見学してアドバイスすることもで達成できます。特にオンラインで授業研究は今年開発できた新しい方法です。しかし、前者については学校の全体像や地域との関係を充分には理解できていない私には教えることはできないことです。そこで事前視聴用動画を見てもっらてうえで、オンラインでブレーンストーミングをやることにしました。

 思いついたのは、jambord。これに「オンラインの付箋紙」にアイデアを書いて貼り付けてください、とお願いしました。指示をしてから数日、昨夜思い出して「どれくらい進んだかな?」「まだ進んでいないかな?」と思いながら、ちょっと覗いてみてびっくり。

 すでに30枚を超える付箋紙が貼り付けてあります。中身を見ると異なる視点からの色々なアイデアが書いてあります。これはうまく行きそうだと感じました。むしろ対面でやるときは時間制限があるので、一定時間で終わりにしなくてはなりません。このように「非同期学習」で行うと時間はたっぷりあります。何回もjambordを開いて付け足す人もいるかもしれません。

 オンライン授業・研修会で大事なことは「非同期学習」でどれほど「深い学び」が起きるような仕組みにするかです。その意味では「オンラインのブレーンストーミング」は対面よりも深く考えることがてきます。長く考えることもできます。何度も画面を開いて付け足すことができます。ということは対面で行うよりも効果が大きいかもしれないと感じています。

 予想外の成果が、オンライン授業の前に起きています。講師の私自身にも「深い学びの非同期学習」が起きたということもできそうです。

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