福島県立安積(あさか)高校に伺いました

【授業研究】地元のトップ校に伺いました。午後の研修会でしたが昼前に着き、普段の授業を自由に見学させてもらいました。気が付いたことが2つ。

 1つは「トップ校の先生たちはみんなに自信をもって授業をしている」ということです。これは他の地区のトップ校を見学した時にも感じたことです。力強い声と自信満々の雰囲気、これはすごいものがあります。その姿勢が授業開始時から、終了までほとんど変わりません。これはすごいことです。

 2つは「トップ校の生徒たちの集中力・持続力はとてつもなく高い」ということです。大半の授業はワンウェイで、先生たちの授業は最初から最後まで変化がないので、普通の高校なら居眠り続出なのではないかと思います。しかし、ほとんど居眠りはありません。これはすごいものです。

 午後は生徒向けの授業を担当しました。かなり難しい練習問題を用意したのですが、生徒たちはそれにひるむどころか、むしろ意欲的に取組みます。ある先生が生徒に質問したことと回答を教えてくれました。成績下位の生徒は「一人では困難な課題だったけど、みんなで話し合うことで理解できた。安心して取り組めたことが良かった」、上位の生徒は「友だちに説明するのが大変だった。わかってもらえるように説明することで自分自身がさらに深く理解できた」とと回答したとのこと。

 生徒のレベルに応じて練習問題の質を変化させると、同じ効果がでることをここでも確認することができました。