授業を見る・観る・診る・看る‥

【授業研究】最近、「ナマの授業」を見せていただくことが続いています。ここで「ナマの授業」というのは、普通の授業のことです。研究授業や授業見学週間やイベントなどで多くの人に見せるための授業ではなく、毎日の授業をそのまま見せていただきます。学習指導案の作成もありません。授業者の先生たちには前もって知らせてありますが、生徒たちには知らせていません。

 授業者にアドバイスをしたり質問を受けたりもします。例えば、2時間目に授業を見せてもらった授業者の先生は、3時間目に私が他の先生の授業を見ている時に、一緒に見学してもらいます。見学しながら、さっきの授業についてアドバイスをします。質問も受けます。もちろん、その時は、ガラス張りの教室の外に出て話します。生徒の邪魔はしないように気を付けます。更に、昼休みには食事をしながら、質問に答えたりアドバイスもします。

 この活動はとても私にとって役に立ちます。続けて見続けることで、私のアタマも冴えます。質問を受けたり、アドバイスすることで、先生たちの悩みもわかります。多くの先生たちに共通する問題点も見えてきます。

 もう少し続けることで、授業見方やアドバイスなどの仕方、そして何より「質問の仕方」を体系化できそうな気がします。それができると個別の授業指導の方法を誰にでもできるように整理できるのではないかと思います。

 この感覚はカウンセリングのトレーニングをしていた時期に似ています。基本的なトレーニングを終了した私は、勤務校に相談室を開設して、生徒・保護者・校内外の先生たちの相談を受け続けていました。重い事例だけでも年間30件。軽い事例も含めて年間100回程度の面談を数年間続けていました。

 定年退職して現場を離れている私ですが、このように現場に関わる機会を増やしていられれるのは、色々な学校での理解と協力をいただいているからです。ありがたいことです。こいう機会を大切にしていきたいと思います。

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