大学院の後期授業が始まりました。

【授業研究】大学院の後期授業が始まりました。「アクティブラーニング特論2」です。人数が心配だったのですが、8名の受講となり前期より増加。
 初回はイントロダクションが中心でしたが、新しいことに取り組みました。それは授業づくりのためのペアワークです。この授業のメインは院生による模擬授業です。40〜50分間の「AL型授業」をつくり、実践して、振り返ることを全員に課しています。
 その授業構想を2人ペアで話し合うワークを行いました。ワークシートを用いてAさんが次々に質問をしていきます。もう1人のBさんは、それに答えながら自分がどんな授業をつくっていくかの考えを深め、具体的な計画を作っていくものです。
 これは、9/14の記事に書いた、開発中の「『AL型授業初心者(&指導初心者)』に使えるワークシート」です。院生の皆さんには半分は実験に付き合ってもらったことになりますが、なかなか好評でした。同時に、院生さんたちにつけてもらったコメントは改善のための貴重な意見になりました。大学院の授業は「研究開発」と「教師スキルの育成」の両面を実現するべきだと常々感じていましたから、今回はかなり満足です。
 尚、後期の授業で院生さんたちがつくった授業はオープンリソースにしようと考えています。中学高校の理科、社会の「AL型授業」の教材ができることになります。私はワクワクしています。みなさんもご期待下さい。