定年前後の生き方について

【雑感】「定年退職まで7ヶ月、大転換はせず、少しでもわかりやすい授業に努力します」‥ある研修会後の感想の1つです。色々なことをお考えなのだろうなあ‥と感じました。
    私もちょうど1年前、同じように「定年退職まで7ヶ月」でした。「AL型授業」の実践や啓発をしたいものの、再任用(再雇用)に応じると授業のない日でも他の仕事をすると「兼業・兼職の許可」が必要と聞いて、その窮屈さにうんざりして再任用を見送りました。その後の紆余曲折があって、私は幸運なことに定年退職した4月以降は、それまで以上に忙しくて充実した生活をしています。でも、あの時期はモヤモヤしていたものです。
    定年退職前後の色々な人たちの生き方に触れてきました。退職直前に生徒達の前で「私は最後まで少しでも良い授業をするために努力します。必要な改善はとりくみます」と話した人がいました。私の研修会を受けて、「翌日、やってみたらうまくいった」と語った再任用(61〜62歳の方)の先生もいました。学校改革が急速に進む中で「ついていけない」と退職に追い込まれた感じの方もいました、
     色々な生き方があります。色々考えさせられます。