「授業は生徒指導なんです!」

【雑感】大学院の仕事として教員免許更新講習の1コマを担当しました。テーマは「生徒指導」。会場の収容限界が100名の所に約200名の希望があったので、午前午後の2回同じ内容を話しました。大人数で、教室型。それでも、何とか話し合いをして欲しくて、隣近所の人と話してもらう時間を取り入れました。なかなか、好評でした。
 その約200枚のレポートの採点がようやく終わりました。私の講義の様々な箇所を取り上げて、論じていただいていましたから、何らかのヒントを得ていただいたようでした。講師としての一応の責任は果たせたようです。
 そのレポートの中で冒頭の言葉が頻繁に出てきました。こんな感じです。「小林さんが『授業は生徒指導です』と何度も言ったのが印象的です。確かに、AL型授業をやっていけば、その授業そのものが生徒指導になると思いました」「今まで生徒指導というと非行防止やお説教のようなネガティブなイメージでした。でも、教室で、授業を通してできると知って、なんだかうれしくなりました」…。少し大胆な構成だから、わかってもらえるかどうか不安でしたが、これらの感想を読んでほっとしました。
 ご出席のみなさま、お疲れ様でした。熱いメッセージのこもったレポートをありがとうございました。採点しながら胸が熱くなりました。遅いところでも今日から2学期ですよね。レポートに書いてくださった実践計画をどうぞお始め下さい。また、お会いできるのを楽しみにしています。