全校生徒と同じ人数の先生たちが授業見学!

【授業研究】相楽東部広域連合立和束中学校(そうらくとうぶこういきれんごうりつ わづかちゅうがっこう)は全校生徒数が70数名の、京都府にある中学校です。この中学校が京都府教育委員会の指定を受けて取り組んでいる「学力向上システム開発校」としての「生徒が主体的に学んでいく学習指導の研究」のお手伝いをおさせていただいています。
 これまでに「AL型授業入門講座」や「授業者を傷つけない振り返り会」などを研修会で実施しました。それをうけて、全校を上げて授業改善へのダイナミックな挑戦を続けている中学校です。昨日は1年目の終わりにあたっての「公開授業」でした。担当の皆さんも、せいぜい数人の来校者と見込んでいたとのことですが、何と50名以上の見学者が申し込みをされて、会場の設定などで大騒ぎになっていました。和束中学と外来の先生たち合計で約70名。全校生徒数とほぼ同じ人数の先生たちが、26名のクラスの授業を見学するという、すごい状況になっていました。
 このプレッシャーの中で生徒たちが経ち歩いて話し合いをするだろうか‥見学している私もはらはらしていました。結果は成功。多くの生徒たちが経ち歩き、熱心に議論してくれました。私のAL型物理授業がこれほどに、中学校の5教科に適用できるとは思ってもみませんでした。AL型授業の輪がますます広がると感じました。
 授業者の先生を始め、全員総出で準備片付けをされていた和束中学校の先生方おつかれさまでした。ご参加の皆様にもおれい申し上げます。2年目に向けての取り組みが、ますます楽しみになってきました。