「どちらが正しいか迷っていたけど、今日の話ですっきりしました」

【雑感】専門学校の先生たちを対象とした「AL型授業入門講座」の中で、休み時間に質問を受けました。「ある専門学校では生徒がおしゃべりしただけで、とてつもなく説教をします。そういう厳しさを『売り』にしています。それと、『おしゃべり、立ち歩き自由』の小林さんの授業は正反対。どちらを信じればいいのだろうか?」
 この質問に対して、「工業化社会から知識基盤社会への変化」や「ヒドゥンカリキュラム」の話を簡単に説明しました。「なるほど、そうなんだ。工業化社会だったら、あの学校のやり方は正しいかもしれないけど、今の知識基盤社会では役立たないんだ」との返事でした。そして、冒頭の発言でした。
 時代の変化と学校教育の関連について、もっと多くの人たちが理解できるようにしていくべきだと、改めて感じさせられました。