【授業研究】根本は教科科目の授業の中で、「学習する個人」を育成し、「学習する個人」に対してチーム学習の手法を教え、その効果を体感させることで、「学習する組織」を育成することにありそうです。
これまで、専門科目の知識やスキル(つまりコンテンツ)がビジネス社会で役立つものととらえてきました。しかし、実はそれらのコンテンツを学ぶ過程で身に付ける「学び方」「思考力」「チーム学習できる力」など(つまりプロセス)の方が重要なのです。それを見事に証明するのがヒドゥンカリキュラムだということもできそうです。
ヒドゥンカリキュラムは教科科目の授業の形式の中や、先生たちの立居振舞の原則の中に、しっかりと組み込まれています。100年も200年も続いてきています。ここを切り替えるのがAL型授業の根本的目的ということになりそうです。壮大で困難な挑戦なのかもしれません。
