楽しい忙しさ

【授業研究】忙しくなってきましたが、だいぶ身体は慣れてきました。昨日の楽しくて忙しい生活を記録しておきます。

 朝は9時過ぎに名古屋に着く新幹線で移動。9:30~11:00までの河合塾コスモ名古屋で「物理基礎」の授業を担当しています。終了後、教室を借りてオンライン会議。九州の学校で行うイベントの打合せです。関係者の日程調整がなかなかできずにこんな時間になってしまいました。15時から別のオンライン会議かあるので急いで帰宅。

 行きも帰りも新幹線の乗車率は先週より少し増えたと感じますが、それでも20~30%の乗車率。3人掛けの席を1人で独占してゆっくり読書と昼寝ができます。今読んでいるのは「絶滅の人類史(更科功著/NHK出版新書)」です。NHKの番組で見て理解したつもりでしたが、本の方がはるかに深い示唆に富んでいます。動画は簡単だけど、やはり読まなくては理解できないものはあると改めて実感。

 15時からのオンライン会議にぎりぎり間に合って参加。最近関わり始めたグループとの話し合い。多様な人たちの集まり、というより活動的な人たちの集まりなので刺激的です。会議終了後に今日は出来ていなかったメールチェック。「オンライン授業」をテーマにしたオンライン研修会依頼のメールが増えました。

 17時から18時までのオンライン会議では別の学校のコアチームと今後の進め方についての打合せ。複数の学校の支援をしているとある学校の実践が他の学校の実践になります。気を付けているのは「私のパターンを押し付けない事」です。理論的な基本は提示するものの、できるだけ個々の現場の特性に合わせて、その学校の「言葉」で語ることを大事にしています。そのコツもだんだんわかってきました。

 食事と休憩のあと、20時からこの日4回目のオンライン会議。授業改善を支援している学校で起きてきた重要な変化。大きく前進するかどうかの結節点になりそうな出来事がありました。少し感情的に揺れる内容もあるのですが、冷静に対応できそうです。それは次の体験が役立ちました。

 最近、別のグループワークで「ストリーテリング」の意義について議論したことがありました。「自己を物語化」することは他者理解に役立つだけでなく「自己理解」にも役立ちます。その力が、今起きていることを「客観視する」「ストーリーとしてメタ認知する」効果があることを実感しました。この出現した事態にうまく対応するとともに、「ストーリーテリング」の理解が深まりました。

 21時には会議は終了。あとはオフと決めてゆったり。この日は4回のオンライン会議に参加しましたが、いずれも時間制限通りに終了しています。Zoom疲れの原因は色々ありそうですが、対策のひとつは「ダラダラ伸ばさないこと」であることは間違いなさそうです。

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