元気になるZoom会議

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【授業研究】昨日(2021/11/6)は1日中Zoom会議でした。5つの会議、延べ8時間程度は記録的な長さになりました。それでもさほど疲れを感じないで終わった理由は、たぶんどの会議でも「勇気づけられた」からなのだろうと思います。

 特に何人かの方に勇気づけられたのが、最近私が力を入れている「新しいオンラインツール」を用いた「授業研究」の方法です。いわゆる「研究授業」「研究協議(振り返り会)」が下手をすると「いじめ」になることを自覚して、改善に着手したのは10何年も前のことです。「授業者を傷つけない振り返り会」を越ケ谷高校授業研究委員会のメンバーと共に編み出し、色々なところで繰り返し紹介し使い好評を得てきました。

 そのスキルの骨子は「ほめると質問」です。元々はカウンセリングやグループ理論を土台にしていたのですが、これが学校内での「授業見学週間」の方法にも広がり、「授業者スキル」にも定着し、最近は「レポート(論文)」の書き方の方法にも転用しています。そして「新しいオンラインツール」の開発にも応用しています。

 昨日はこういう私の話を何人かの方に聴いてもらうことになりました。1人の方は「これこそ〈教職を再び魅力ある職業にする〉ポイントだ」と絶賛してくれました。「新しいオンラインツール」を開発している会社の方は「このツールの使い方を通して小林さんの考え方を広めたい」と言ってくれました。これは本当にうれしいことでした。
 また、このツールを使って進めているオンライン講座では夜になってトラブルが出てきました。授業動画に最初に授業者が書き込むのですが、私が新しく作ったほぼ決定版のタグが使われていないことがわかりました。もう時間もないし、致命的な問題でもないので書き直しはあきらめて、その方がみんなと同じように使えるようにするために深夜にオンラインの打合せ。画面を見せてもらって原因に思い付き、設定を変えたら問題が解決しました。

 「これでOK」「コメント書き直しましょうか?」「いえいえ、大丈夫ですよ。ではでは、おやすみなさい」と終了。さすがに疲れた私はそのあとすぐに就寝、夜中に目が覚めたらメッセージが来ています。「書き直しました」。あれから1時間以上かけて書き直してくれていました。ありがたいことです。

 こんなことが重なり、この研究を何としても世に出し広めようと強く感じる1日になりました。来月あたりから、このブログでも具体的なことをお知らせして行けると思います。どうぞお楽しみに。