【授業研究】「担任スキル」について考え続けています。興味を持ってくれた先生たちに原稿や動画を見せたうえで、感想・質問をいただき考えを深めています。
この2~3日、思いついているのは、「担任スキル」を向上するための方法です。「授業者スキル」を向上させるためには、研究授業や研究協議などが設定してあります。その一方で、「担任スキル」を向上させるための研修会は、「ない」気がします。
「生徒指導」をテーマにする研究会や学習会はありますが、その内容は「担任のため」というよりは、「生徒指導部」のためだったような気がします。他方は「教育相談(カウンセリング)」の研修がありますが、これは「相談係」のためだったような気がします。それ以外には「特別支援」をテーマにする研修会があります。これも「担任」の視点ではない気がします。
要するに「担任スキル」を高める「学習会・研究会」はないということのようです。私が教員になったばかりのころ(1988年ごろ)には、組合の学習会にはそんなテーマの学習会があったような気がします。組合の人たちが、担任にとても力を入れていたような気がします。しかし、内容についてはほとんど記憶がありません。その頃は「担任」をやりたい人が多かったし、LHRの内容は「担任裁量」が多く、それぞれの担任が色々な工夫をしていたような気がします。今は、担任の仕事はあまり歓迎されていない気がします。このあたりのことを転換するためにも「担任スキル」を手寧に考える価値はありそうです。
とりあえずの目標は、月刊誌の原稿として発表することです。出版社からの締切は年末の特別日程で12/7ですが、私の出張の前の12/4か5には提出するつもりです。すでに2回分をざっと書き上げ、その上で1回目の原稿を推敲しています。書きながら、考えが深まり、書き直します。楽しい勉強です。
2つの問題があります。1つは