新しい評価方法

【授業研究】GCS(グループ・コンサルティング・サービス)は8校を結んで授業改善を支援するオンライン講座です。毎回、テーマに沿った講義動画を事前に提示します。感想や質問をスプレッドシートに書いてもらい、事前に返事もします。当日はブレイアウトルームでの話し合いと質疑応答。最近は皆さんがjambordを使うのに慣れて、意見がたくさん出ているのがわかります。

 新しい評価の目的は「(教師の)授業改善」と「(生徒の)学び方の改善」。この明快で単純な目的がほとんど浸透していません。その土台になる「主体的・対話的で深い学びの実現」はしばしば忘れられているかのような気持ちになります。そこを抜きにして、相変わらず「ノート提出」などを評価する話を聞きます。

 自画自賛ですが、私は文科省よりかなり早く「科学者になる」を目的にし、「科学的対話力の向上」を目標としました。その上で「態度目標」を設定して、高校物理授業を改善し生徒たちの学びを大きく変えました。やってみれば「指導と評価の一体化」は当たり前のことですし、「新しい授業の実現」はそれほど難しいことではないと感じています。

 この私の強みを活かして、更に活動を続けていこうと改めて感じました。