今のところ正常

【日常の記録】8代目桂文楽が講座で演目中の登場人物「神谷幸右衛門」の名前を度忘れして絶句。深々とお辞儀をして「申し訳ありません。もう一度勉強しなおしてまいります」と挨拶して退場。二度と高座に上がらなかった話は有名です。この時、文楽は78歳。

 色々調べると文楽は、この時がいずれ来ることを予想して、この有名なお詫びの仕方も練習していたようです。文楽がこの「診断テスト」を受けていたら、静かに引退できていたかも‥。

 私は70歳。人生の締切が遠くないことは理解できるものの、どこで一線を退く方が良いかの判断はなかなか難しいものです。この診断テストはその一助になりそうです。でも、テストを受けること自体を忘れてしまうという笑い話になりかねませんが‥。

※テストの内容。「今日の日付を西暦で言ってください」「あなたの年齢を言ってください」、これだけです。