質問への回答で1回分の原稿?

【授業研究】昨日(8/12)の記事に書いた月刊誌の原稿は、長年お世話になっているAさんにも毎回お送りしてご意見をいただいています。いつも、Aさんの評価や質問に刺激を受けています。今回は特に刺激的な質問でした。

 今回の原稿(10月号,9/13日発売予定)では、グループで組織的な授業改善支援をしている中で効果測定のアンケート結果についての考察を載せました。月刊誌にはページ数の制限があり、どうしても深い考察を書ききれないこともあります。今回も、少し気になっていることがあったのですが、それには触れない原稿にしました。

 Aさんからのメールは、そのことについての質問でした。それは記述式のコメントの内容についてでした。コメントにはこの講座に参加している先生たちが「基本スキル・基本パターン理論」に基づいて取り組んで気づいたことについて自由記述をしてもらっています。その内容に着目した質問でした。

 簡単に言えば、「なぜ、こんなに深い気づきが多くの先生に起きているのか?」でした。新発見ではありませんが、重要なことに気が付いているコメントが確かに多いのです。私も少々驚きながら気づいていました。Aさんの質問は「小林さんがそうなるように何をやったかが気になる」でした。

 鋭い質問でした。こういう結果になることは理論的には予測していたことでした。一方で、アンケート作成の時の思い付きで組込んだちょっとした仕掛けも功を奏しました。それらについての返信メールを出しました。長文になりました。これだけで連載1回分になりそうです。楽しみが増えました。