4日間のオンライン研修会終了

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【授業研究】水木金土の4日間、当初予定は現場に行って対面だったのですが、コロナ禍の影響で果たせませんでした。この学校を支援して2年間が終わりました。考えて見れば、本格的に授業改善の支援を始めたのは2020年度からですから、コロナ禍に振り回された2年間ということになります。

 予定していた対面研修の半分以上はオンラインとなりましたが、それを契機にオンラインで授業を見学し、オンラインでアドバイスをする方法も編み出せました。全職員向けの研修会もオンラインで行い、そのためには全員が校内の異なる場所にいた方が良いこともわかってきました。更に新しいオンラインツールを用いた授業研究の方法も若い先生たちと一緒に開発していくことができました。

 更に。サブスクリプションの発想を得ることができました。この学校との契約は年間契約をしていたので、現地に行けなくなった時にどうやっていただいているお金に見合う支援をするかに悩みました。そのうち始めたのは「個別の相談でも、委員会や教科の相談でも、いつでもオンラインで対応しましょう」でした。やり始めると若い先生たちからはいささかの遠慮がありました。そこで私が話したのは「大丈夫。私は年間契約でお金をいただいているから、これらの対応は無料ボランティアではありません。ご遠慮なく声を掛けてください」。言いながら、「これってサブスクリプションということだな」と気が付きました。

 この4日間もオンラインで何人もの先生たちとの相談に対応しました。朝の雑談会も試行して好評。生徒も入ってくるというハプニングも起きました。これも「定例化したいね」と話しています。このサブスクの発想はなかなか便利なので、最近の私はあちこちに提案しています。好感触の返事も届き始めました。私のように出勤をしない生活をしていると可能だということです。新しい学校支援の形態になりそうな気もします。

 さて明日からは三重県の学校に3日間対面で伺います。