授業評価の新しい方法?

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【授業研究】「基本スキル・基本パターン」に沿っての実践がどういう効果をもたらすのかを客観的に調査する方法を模索し続けています。「先生の意識」を高める方法はだいぶ確立してきたと言えるのですが、問題はこれが「主観が中心」になっていること。これを客観的に調べたいけど、生徒が嫌がることはしたくないし、もちろん先生が嫌がることもしたくない。

 この数か月考えていたのですが、協力してくれる先生が現れたので初めて実施。生徒のプライバシーを守りながら、結果を担当の先生にフィードバック。返ってきたコメントは以下。
「生徒の答えが好意的で涙が出そうです」
「ホッとしました。私の主観とズレが少ない」
「生徒の自由記述も的確」
「このアンケート、めちゃくちゃ良いです!」

 生徒たちによる「授業評価」は小中高校・大学のどこでも先生たちのストレスになり、先生たちを傷つけています。私が高校教諭の時もこれを改善しようとかなり取り組みました。ある程度は改善できたのですが充分とは言えませんでした。あれから10年以上たちましたが、ようやくその壁を乗り越えられそうです。

 このアンケートを私の理論で取組んでいる先生たちにやつてもらおうと思います。年度末、なかなか厳しいタイミングですが、挑戦してみます。