現代社会の問題点?

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【日常の記録】法人化しているので納税のために会計処理もしなくてはなりません。それに関する法律が改正されました。「電子帳簿保存法」。簡単に言えば「領収書等」を紙で保存しないでpdf等で保存しなくてはならないということです。どたんばで「2年間猶予」。新学習指導要領の「主体的な学びの態度の評価」を記載する調査書を土壇場で猶予期間を置いたのによく似ています。

 それはさておき。研修会講師としての日程調整、オンライン会議のメモ、資料作成などでは全く紙を使わなくなった私にとってはこの法改正はウェルカムです。それに使えるソフト販売をしている会社を見つけたので問い合わせをしました。問い合わせメールに対する返信がAさんからきて、翌週に具体的な案内がくるところまで進みました。このAさんの文章はコンパクトで論理的。更に豊かな人間性も感じさせる見事さ。良い会社かなと好印象。

 すると翌日、他の担当者Bさんから電話。それも朝9時前。
いきなり「あれこれあれこれ‥」と話し始めます。
「ねえねえ、こういう時には『朝早くすみません』
 『今、〇分間お電話できますか?』と切り立出すのですよ、
  と新入社員教育受けなかった?」
「あ、すみません、Aが来週まで出社しないので、
 お電話差し上げました」
「別に問題ないよ。次のメール待っているだけだから。
 メール(社内で共有するシステム)読めばわかるでしょ」
「あ、今読み直して理解できました。すみません」
「それはあなたの読解力の問題ということね。
 だから電話不要です」
‥‥早朝電話のことは理解できなかったみたいです。

 翌日、別のC社員から同様の電話。
「共有メールをきちんと読んだ?
 昨日Bさんにも電話不要と言ったよ。
 その事実は共有できていないの?」
「すみません」
‥あきれて、
Aさんに「電話不要と社員に伝えてください」とメール。

 翌週Aさんからのメールで時間調整して、
電話で商品説明を受けました。
その冒頭に「他の社員がご迷惑かけました」。
「商品の魅力が減退しかないよね」と返事して本論へ。
商品の構造はおおむね理解できたので、次のステップでは、
マンツーマンでオンライン体験をすることに。

アポイントの前日にその担当のD社員から電話。
「スケジュールの確認の電話です」とのこと。
「そんなのメールでできるでしょ。
 私が無駄な電話しないでとBさんやCさんの電話に
 クレーム付けているは知らないの?」
「すみません」で終わり。
そのDさんから直後に届いたメールは以下。

(引用開始。ほぼ原文のママ)お世話になっております。
先ほどお電話いたしました〇〇社のDと申します。
弊社の対応により、お手数おかけして申し訳ございません。
小林様にご不快な思いをおかけしただけでなく、
貴重なお時間やお気持ちまで使っていただくことになり、
重ねてお詫び申し上げます。
今後、
お客様のご状況に合わせたコミュニケーションがお取りできるよう、
小林様のご期待に沿えるよう改善に努めさせていただきます。
至らぬ点も多々あるかと存じますが、
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
失礼かと存じましたが、取り急ぎメールにて、
お詫び申し上げます。(引用終了)

おわかりいただけますか?
抽象的記述だけ。具体性は1つもありません。

以下は上記メールに対する私の返事。
(引用開始。完全に原文通り)
お返事は
「緊急以外は電話を差し上げません。
 基本的にはメールで連絡差し上げます」
と具体的に書いてください。

言葉は多くて具体性のない文章はやめましょう。
(引用終了)

学校教育や社員教育などの問題を感じる体験でした。