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【授業研究】上の画像は昨日(11/12)と同じに見えるかもしれませんが、異なる画像です。昨日の画像と同じ学校、同学年の他のクラスの画像です。

 新しいオンラインツールを用いた授業研究のためには、まずは数台のZoomに接続したPC等の端末で授業を撮影します。某小学校の撮影計画を受けて一昨日と昨日に続けて4コマの授業撮影をサポートしました。私は指定された時間にZoomを立ち上げて録画しつつリアルタイムで授業を見学しています。

 2コマ目になってから気が付きました。1コマ目と同じ授業!なのです。どういうことかというと「同じ指導案(授業プログラム)」に基づく授業を4コマ続けて撮影しているのです。同じプログラムなのに指導する先生と児童は異なります。すると明らかにクラスごとの雰囲気というか児童の学び方が違います。一概に「良い・悪い」とは言えないのですが味が異なります。何となく「やられた!」と感じていました。

 同じ指導案で異なる先生の授業を録画して、それらを基に授業研究をやるという発想は私には全くありませんでした。この小学校の研究主任の発想に脱帽です。でも、これをどういう風に「振り返り会」につなげるのだろう?気になって研究主任に電話しました。「こんな発想は高校籍の私にはありませんでした!すごいですね」と伝えると、「面白いかと思って。でも、これどうやって研究会につなげましょうか?使えますかね?」と返事。

 「え?考えていないの?」‥うむ‥こういう思い付きで動き始めるのは大好きです。私もそうですから。「使えるかどうかわからないけど、この発想は面白いですよ。あとはこれを妙な競争や批判合戦みたいにならない仕組みをつくるかだよね」「はい、そう思います」「新ツールのタグの作り方や、コメントの入れ方、順番などを工夫しなくてはいけませんね」「それらをうまくやって、12月上旬の公開研究会に持っていきたいんです」「なるほど。ということは週開けにはこの授業を使って新ツールでコメント入れを始めたいですね」「じゃ、月曜日までに考えておきますね」「はい、よろしくお願いします」と終了。

 安請け合いしましたが、土日は月刊誌連載原稿執筆に空けている2日間です。他にもやることが入っていて少し困っているところでした。ちょっと焦ります。でも、現場のこの意欲には応えたい。ここを乗り越えると大きな前進ができそうです。忙しいけど楽しい週末になりそうです。