うれしいレポート

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【授業研究】少し前に某社のバックアップで担当したオンライン研修会を見学した方が書いたレポート「教員研修に関する一考察」が届きました。過大評価の感もなきにもあらずですが、よく見て書いてくれています。うれしかったところを抜粋しました。

・参加者との質疑応答も活発で、
 先生方自身がアクティブに学ぶ2時間となりました。
・オンラインを生かした反転授業形式の研修
 研修そのものをアクティブラーニング型で行うことにより、
 受講した先生方に、これまでの授業との違いや発想の違いを
 体感できる内容となりました。
・小林氏は、無理にオンラインワークショップを目指すと、
 もともとの「講義型の集合研修」、
 つまり日ごろの対面授業での基本スキルの乏しさが、
 露呈してしまうといいます。
 だからといってオンライン活用を避けるのではなく、
 普段の授業スキルの向上につながる良いチャンスとしてほしい、と話します。
・さらに、「同期学習」と「非同期学習」の特色と効果、
 留意点を整理しておくこともポイントだといいます。
 全員が集まって学ぶ、同期学習は、対話的・共同的な学びができ、
 先生との触れ合いが生まれます。
 一方、非同期学習は、子どもたちがそれぞれの時間に行う学習なので、
 能力や環境に応じて、1人でやる力を育てることができます。

・授業改善の根本は教員の生き方につながる
 この社会の変化は、授業の方法だけでなく、
 教員自身のキャリア形成にも影響を及ぼします。
 初任や若手の先生方には、
 まだまだイメージしがたいことかもしれませんが、
 教員以外の仕事、転職や副業、
 定年後のセカンドキャリアを考える機会が、
 現在の教員よりも多くなると想定し、
 教師力の向上が社会人スキルの向上に直結するような
 キャリアを歩んでいってほしいと、小林氏は述べます。
 授業改善は「教員個人が幸せに生きるための基礎づくり」なのです。
スプレッドシートに寄せられた50以上の質問や感想には、
 事前に小林氏の回答やコメントが書き込まれています。
 事前に講義動画を視聴してこなかったとしても、
 それを責めないのが、小林氏のアクティブラーニング研修の特徴です。

このレポートの執筆者は多くの研修会を見て書いている人なので、
私の講座の他の講師との違いを浮き彫りにしてくれていると感じます。
この1年間に鍛えてきたオンライン研修会の方法に
改めて自信を持つことができました。

※昨年秋から継続しているオンライン連続講座の案内は以下です。
◎「みんなのオンライン職員室」はこちら→ https://minnano.online/
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  こちら→https://www.amazon.co.jp/dp/4382057744/