2020-04-26 改めて、アクションラーニング 【授業研究】久しぶりに「日本アクションラーニング協会」 の学習会に参加しました。と言ってもこのご時世ですからZoomによるオンライン研修会です。大学に所属していた6年間は、これらの研修会にほとんど参加することができませんでした。高校教員の時の方がはるかに多く出席することが出来ていました。 もう十数年前にひょんなことから「アクションラーニング」に触れることがあり、その魅力に取りつかれました。高校教員の仕事をしながらタイミングの合うアクションラーニング・コーチ(以下、ALコーチ)の資格をする講座に参加しました。対面型の研修会の合間に現場でセッションを実践し、そのレポートも提出しなくてはならないというハードなプログラムでした。平日の放課後に高校生を相手に実践し、土日にカウンセリングの仲間を呼び出して実践し、苦労しながらALコーチの資格を得て、更にその上のシニア・コーチの資格も取得しました。これが高校物理授業改善の大きな原動力になりました。 久々にコーチ資格を持っている人たちの集まりに参加し、新しい動きも知りました。これはなかなか刺激的でした。改めて勉強し直そうという気になりましたし、やはりこの世界は最先端につながっていると実感しました。大学に勤めている時には協会の研修会にはほとんど参加できなかったものの、アクションラーニングそのものは大学の授業に取り込み、学生に指導しながら研究し続けました。それで分かったことも多々あります。 オンラインの研修会でも「小林さん、一緒にその研究やりましょうよ」と声をかけてくれた人もいます。翌日、若い高校の先生たちとZoomで話して、「オンラインでアクションラーニング・セッションの体験会もしたいと思っている」と話すと「参加します」と積極的でした。改めて、この基本を勉強し直して、授業改善の武器として更に使えるようにしようと思います。 ◎「アクティブラーニング入門3(小林昭文著/産業能率大学出版部)」は こちら→https://www.amazon.co.jp/dp/4382057744/ ◎お問い合わせ、研修会講師等のご依頼はこちらへとうぞ。 →akikb2★hotmail.com ★をアットマークに替えてください。