発想の転換?

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【授業研究】某県から依頼を受けた研修会の打合せをしました。担当の方は以前に私の研修を受けて授業を改善して成果をあげたとのこと。うれしいのと、何となく考え方が似ているような気がして話しやすくなります。

 依頼内容は経験10年程度の先生たち向けの研修会。「10年次研修」「ミドルリーダー研修」と言われているものと似たような意義付けができるようです。そこで常々考えていることを提案しました。

1 「授業改善」を軸にする。
2 新しい学びを実現する考え方とスキルは「担任スキル・生徒指導スキル」
  にもつながる。
3 更に「組織的授業改善」に挑戦することで教員を巻き込む力も育成できる。
4 そのプロセスが「ライフ・シフト」のトレーニングにもなる。

 賛成してもらえました。これは「権限のないリーダーシップ理論」「アクションラーニング」などを踏まえています。これだけでも1冊の本になります。と思いついたら、初任の人たち向けに「授業者の力をつけつつ担任の力をつける」というテーマの研修会も担当しました。それも1つのまとまりで本にできそうな気がします。

 内容は似たようなスキルと理論を紹介することになりますが、異なる年齢層の人たちに向けたテーマ設定の方が読みやすいのかもしれません。本にする前に、私はこういう研修会をできますよとブログ等で宣伝することもできそうです。

 これまでは、いただいたテーマに沿って研修会の中身を構築してきましたが、それらの経験を基に「こんな研修会をできますよ」という発想は私にとっては大きな変化です。大学に勤めているときは忙しすぎてこんな発想を持つことができませんでした。オンラインが増えたことも一因かもしれません。少し発想の転換ができそうです。

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