【授業研究】昨日(2021/6/6)の日本経済新聞の記事は重要です。学校の先生たちにぜひとも読んで欲しい内容です。
「学び直し=再教育」と「時間当たりの生産性」には一定の相関関係があり、日本は「学び直し=再教育」も「時間あたりの生産性」も先進国中のほぼ最低レベルにあるという記事です。このデータは企業を基にしていますが、学校教育においても同じことです。「ライフ・シフト{リンダ・グラットン}」がいう3つの無形資産のうち「生産性資産」は、高校・大学を卒業した時に習得したままでは「仕事をする期間が長くなった時代・技術革新が早くなった時代」では役に立たない、時代に合わせて更新し続けなければならないということを現しているとも言えます。
もう1つは高校生や大学生に対する就職に向けた指導の視点変更の必要性です。初任給や労働条件も大事ですが、再教育に力を入れている会社かどうか、「学び直し」ができる環境にあるかどうかなどの視点も持たせる必要があるということです。
またコロナ禍で導入した色々なシステムのうち、「web会議システム」「テレワーク」はコロナ禍収束後も維持する企業が多いという記事にも注目する必要があります。学校では未だに「web会議」ができない学校や自治体もあります。テレワークもやらない学校もあることも聞いています。しかし、社会の変化に対応していくことが求められます。学校全体としても、個人としても、対応していきたいものです。
※昨年秋から継続しているオンライン連続講座の案内は以下です。
◎「みんなのオンライン職員室」はこちら→ https://minnano.online/
◎「アクティブラーニング入門3(小林昭文著/産業能率大学出版部)」は
こちら→https://www.amazon.co.jp/dp/4382057744/