動画作成うまくなったかな?

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【授業研究】少し先のオンライン講座のために、いつものように事前視聴用動画を作成しました。今回のテーマは「主体的な学びの態度の評価」についてです。これをテーマにするのは初めてですし、言いたいことはたくさんあります。

 パワポのスライドを完成させた段階でスライド数は35枚。いつもならストップウォッチを使って音声を入れるのですが、初めてのテーマだし、言いたいこともたくさんあるから、「好きなだけ話してみよう」と思い録音してみました。元々、余談など入れない私ですが、それでも熱が入りました。熱を入れて話をすると1人で話していてもかなりすっきりします。

 パワポをmp4に変換して再生するときに、最初に見るのは時間です。なんと47分間。こんなに話したのか!と我ながらびっくりです。これでは参加する人たちが視るわけがありません。そこで再録音。今度は計画を立てます。原則は「読めばわかることは読み上げて説明しない」です。また、予備的なスライドもあります。質問が出たら答えるためのスライドもあります。これらはスラスラと進めてしまえばよい‥。などの計画を立てて、ストップウォッチを使って再録音。ほとんど繰り返したり、「えー、あー」も入れずに終了しました。時間は18分間。1/3近くに短縮できました。

 早速、サポートしてくれる方に送って、動画の確認、スプレッドシートやレジュメ等を入れたドライブの動作確認をしてもらい、受講する方への案内を依頼しました。すると以下のメッセージが届きました。
「何度も巻き戻しながら、時間をかけてみました。
  聞き逃せない、見逃したくない内容の連続でした」
「大変勉強になりました。あと5回ぐらいみると思います笑」
うれしい反応です。

 振り返りです。時間を気にしないで話すと時間は伸びます。読めばわかることも語りたくなってしまいます。今回は珍しくストップウォッチを使わずに話してみたので、時間感覚がないと「長くなる」ことも確認できました。2回目はとても短くなったのは1回目に、自由に話したために色々な気持ちを「発散できた」ということもありそうです。講師のためには「発散は効果的」ということです。ただ、これを本番でやると聞いている人たちは辛い気がします。長時間が辛いだけではなく、感情的な部分にひきつけられてしまうと、肝心な論理が見えにくくなります。

 私はこれからは「新しいテーマ」についてはこの発散をきちんとやってから、本番用の録音をしようと思います。本番で発散すると講師としては気持ちが良いものの、聴いている人の学びにはあまり貢献できないからです。ますます「生の講義」をすることが減りそうです。

※昨年秋から継続しているオンライン連続講座の案内は以下です。
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