新しい仕組みができるかも‥

【授業研究】新しいチャレンジが成功しました。これを契機に教育委員会内の連携が進むかもしれません。私は逗子市教育委員会のスーパーバイザーも兼任しています。小学校5校、中学校3校が連携して「主体的・対話的で深い学び」の実現に向けてさまざまな挑戦をしています。

 2020年度に各学校1名ずつの委員を選任して、8人の委員+担当指導主事+小林で定期的な連絡会を開催することが、2020年3月に決定しました。しかし、4月に入るとコロナ禍。なかなか委員会を開催できなくなってしまいました。そこで1度、オンラインで開催を試みました。結果は失敗。1部の学校からはアクセスできませんでした。機材や通信回線の問題でした。

 年末になってGIGAスクール構想を推し進めるためにシステムが強化されたので、今度はできるだろうと昨日(2021/1/29)改めてオンラインで委員会を開催しました。結果は成功。各委員から事前に各校での取り組みについて報告書をGoogle
driveにアップしてもらい、事前に相互質問を記入してもらう仕組みにしました。それを基に、当日は簡単な発表と質疑応答をしました。

 これはまるで最近私が継続している「オンライン講座」のようでした。色々な学びが起きる可能性を感じました。情報交換や教材の共有を、学校を越えてできそうです。同じ市内にある学校とはいえ、10人が集まるのはなかなか大変です。この方法なら先生たちは学校に、指導主事さんは委員会にいますから、直前まで現場の仕事ができます。終了後はすぐに現場の仕事に戻ることもできます。

 非同期学習の工夫を進めると、さらに効率よく話し合えそうです。コロナ禍がまた新しい生活をもたらしてくれました。うれしいことです。 

※昨年秋から継続しているオンライン連続講座の案内は以下です。
◎「みんなのオンライン職員室」はこちら→ https://minnano.online/
◎「Find!アクティブラーナー社」はこちら→https://find-activelearning.com/
◎「アクティブラーニング入門3(小林昭文著/産業能率大学出版部)」は
  こちら→https://www.amazon.co.jp/dp/4382057744/

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