68歳になりました!

【授業研究】本日(2020/8/18)で68歳になりました。高校教諭を定年退職し、その後6年間務めた大学も退職しました。あちこちから「もう仕事をやめれば?」と囁かれていますが、身体もまあまあ元気だし、やりたいこともたくさんあるし、何より授業改善をテーマとして色々なお仕事をいただいているので、当分は仕事を続けて行こうと思います。

 3月からコロナ禍の影響をもろに受けました。大学の給与がなくなって授業改善アドバイザーとしての収入だけになったところで、その収入減が断たれたことになりました。青ざめました。

 ところが中止になった研修会を「オンラインでやってくれないか」という依頼が増えました。ある程度の基礎的リテラシーは持っていたのでチャレンジしてみるとうまく行きました。短期間に、Zoomの使い方、動画作成の仕方、youtubeの使い方、スプレッドシートやjambord等々のツール使い方などを身に付けました。

 「年を取ったからできない」なんてことはありません。むしろオンラインが増えると高齢者にとってのメリットは大きい気がします。移動時間や移動中の身体への負担がなくなります。自宅でのオンライン研修会講師やオンライン会議は合間に寝ることもできるし、深夜までの会議でも終電で移動する負担もなくなります。

 68歳になる年に、大学を離れた年に、起きたコロナ禍は私にとってとても大きな追い風になりました。この大変化に乗り遅れる人の話も聞きますが、私にとっては「ますます大きな力を得た」と感じています。「まだまだ、やれそう」というより「もっともっと大きなことをやれる!」と感じています。

 更に大学を退職したとたんに、しばらく連絡が途絶えていた多くの人たちとの交流が復活してきました。その交流が新しい知識やスキルを得ることになったり、考え方を刺激されたり、仕事に結びついたりしてきました。自由と活力を感じています。

 こんな状況を踏まえて、次の1年間の目標です。

1 「参加型社会宣言(橘川幸夫)」の精神に基づく運動を教員の世界に巻き起こす。
2 秋から複数の会社を通してオンライン連続講座を持ちます。
   この講座を充実させて、一緒に動ける仲間を増やし活動の輪を広げます。
3 複数の学校の授業改善を継続支援しています。
  その成果を分析し改革のメソッドを確立します。
  更に継続支援する学校を増やします。一緒にやりたい人も募集します。
4 月刊誌の連載や上記の活動を基に単行本を上梓します。
   テーマは「授業改善(組織開発)」と「生徒指導(担任指導・教育相談)」です。
   すでに出版社は決まってますし、オンライン講座と連動させて執筆するという
   新しい本づくりにも挑戦します。この1年間に4冊は出せるように頑張ります。

 すでに一緒に動き始めて下さっている方、色々な面で支えてくださる多くの皆さんに改めて感謝申し上げます。これからも、よろしくお願いします。

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