「参加型社会」と「学び3.0」(2)

【授業研究】前日(8/9)のZoom交流会で刺激を受けて発想が少し変わりました。それ以前は「参加型社会宣言(橘川幸夫)」の考え方に沿って、田原さんが巻き起こしているムーブメントに学校の先生たちを巻き込もうと考えていました。これはこれで進めるとしても、それ以上に「先生たちの世界でこの運動を巻き起こす」方が良いのではないかと思うようになりました。

 それは「宣言」の特に「赤・太字」の部分に共鳴しているからです。
「参加型社会宣言:上からではなく下から。外側からではなく内側から。遠くからではなく近くから。全体からではなく個人から。制度からではなく思いから。アルゴリズムからではなくライブから。組織からではなくバンドから。権威からではなく親しみから。多数からではなく少数から。新しい時代の流れは、明治維新から150年続いた日本近代の方法論と全く逆の方向からのものになる。新しい社会建設の方向を「参加型社会」と名付けよう。‥」(「参加型社会宣言(橘川幸夫著/メタ・ブレーン)」扉より引用)

 とはいえ、考えがまとまりません。「わからなくなったら誰かに訊く」が私の授業の基本精神です。田原さんに直接聞くことにしました。1時間のZoom対話でかなり明確になりました。冒頭で私の使えそうな状況を説明すると、「小林さん、もう材料は全部揃っているって感じですね」と田原さん。これに気を良くしてあれこれあれこれ‥。

 最後は私が開いている「授業者のための雑談会」に「僕、参加しますよ」とのうれしい提案。もちろん大賛成。大学を退職して以来、次々に起きてきた色々なつながりが、このために起きていたのではないかと思うくらいのタイムリーな話です。

 当面は10~20人くらいの人たちから始めますが、その人たちが輪を広げていくと思います。いずれ多くの皆さんに伝わると思います。ご期待ください。[この項は続くかも]

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