【授業研究】しばらく続くオンライン・ワークショップの第2回が終了しました。この1週間は宿題をこなすのに追われました。閉じ籠っているのに、やるべきことが多く、このことだけに集中することができなかったからです。自己紹介などのレポート提出はようやく前々日や前日に提出する始末でした。
当日、開始少し前に課題提出をしたサイトを覗くと、私の課題に対していくつものコメントが届いていました。その中には私の本を読んでくれた人や、10年前に私のファシリテーションを見てくれた人もいました。同じように「教える」ことを専門にしている人からのメッセージもあり、とてもうれしいものでした。
夜に始まったワークショップはコアの時間は2時間ですが、結局3時間くらいZOOMで話し合っていました。気づきはたくさんあり、楽しい時間でした。少しずつワークショップの感覚が戻りつつある気がします。「人の話を丁寧に聴く」「自分の中に湧き起こる気持ちを大事にする」「何を伝えるべきかを丁寧に吟味して伝える」「目の前の人を大切にする」‥カウンセリングのトレーニングに集中していた四十代に意識続けていたことです。
不思議な感覚です。昔鍛えて衰えていた筋肉が蘇ってくるような感覚です。70歳が近づいてくるこの時期に、こういう感覚を味わえるとは思いませんでした。高校教諭を定年退職し、大学教授も終わり‥という時期に、こんなに刺激的な事が起きるとは予想もしない事でした。まだまだ続くこのオンライン・ワークショップです。楽しみが益々膨らんできました。
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