個人講義を受講

【授業研究】企業の人事の専門家にお願いして「人事評価」について3時間の講義をしていただきした。聞いているのは私1人。そのあと「お礼」に食事会。これまた個室で3時間以上。贅沢で有意義で楽しい時間をいただきました。

 お忙しい専門家を口説いてお願いした理由は、新学習指導要領の観点別評価についての行き詰まりを打破するためのヒントを得るためでした。「指導と評価の一体化」をどう実現するか、「主体的に学習に取り組む態度」をどう評価するか、それらを実現するための力を先生たちが共有するためにはどんなトレーニングが必要なのか‥などが主な課題でした。

 関連して、校長が「教員を評価する方法」についても理解しようとしていました。その理由は、「校長が教員を評価する考え方や方法」と「教員が生徒を評価する考え方や方法」は繋げた方が良いと感じているからです。

 その成果は大きいものがありました。以前から感じていた人事評価に関するモヤモヤが解消しました。日本の人事評価の特異性、アメリカの人事評価との大きな違い、それらが生じた歴史的背景‥などなどについてたくさんのメモが残りました。これらを整理するのが楽しみです。年末に良い勉強ができました。

◎「アクティブラーニング入門3(小林昭文著/産業能率大学出版部)は

f:id:a2011:20190822064657p:plain

小林のHPはこちら。研修会講師のご依頼もこちらからどうぞ。

  →http://al-and-al.co.jp