最大人数の授業でした!?

【授業研究】教授会で面白いことがありました。今年度の授業の受講者が多い講座のリストが毎年報告されます。私にはあまり興味がない報告なので、ほんやりとしていました。隣りの教授が「小林さん、ここ。トップじゃないですか!」と資料を指さしてくれました。

 火曜日1時間目の「実力養成講座」。数学の基礎力を付けようとする授業です。受講者数は212名。教室のキャパが215名ですから、いつもほとんど満席になります。9時の開始時刻が近くなると、学生が空いている席を見つけるのに手間取ります。譲り合って席を詰めないとならない混雑ぶりです。

 報告してくれた学部長は人数の多さを慰労し、「こんなに集まるのはきっと良い授業だからとだと思います」とリップサービスもしてくれました。(笑)。隣りの教授は「1時間目なのに、この人数はすごいですよね」‥‥「あれ、ここにもあるじゃないですか?」と表の少し下を指さします。木曜日1時間目の「実力養成講座」も152名でリストに入っています。「どっちも1時間目でこの人数なんだ。これはすごいなあ~」と言ってくれました。

 この大教室は正面の2つのスクリーンと中ほどに天吊りの大液晶パネルが2つあります。この2つをPC画面や実体投影機に繋げてあるので、左右別々の画像表示もできます。時にはPC画像を2分割して見せます。紙資料配布を減らすために大学システム上でデータ配信もしています。これらのICT機器が使えることも大きなメリットです。並行して、出席カード兼リフレクションカードを毎回配布回収するというアナログも併用します。色々な新しい工夫ができる点でも、私にとっては楽しい授業です。

 もうすぐ、更に新しいシステムを使う予定です。これも楽しみな授業です。 

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