「小林さんがいつもより生き生きしている‥」

【授業研究】昨日、水曜日の1年生向けの「基礎ゼミⅠ」では毎回、簡単なリフレクションカードを書かせています。その中の男子学生が以下のように書いていました。

「小林さんが、生き生きしているように見えたのは気のせいだろうか?」

 小林「先生」ではなく、小林「さん」と書いてくれたのもうれしかったのですが、「生き生きしている」は少しびっくりでした。そこでSA(スチューデント・アシスタント)の2年生にライン・メッセージで尋ねてみました。

 「Mくんが出席カードに『小林さんが、生き生きしているように見えたのは気のせいだろうか?』と書いていました。だとしたらうれしいことですが、そう見えましたか?」

 返事は「確かにいつもより生き生きしているように見えました!!嬉しい気づきでよかったです。(笑顔)」でした。

 秘書の山田さんが亡くなってから半年。気が付けば思い出して涙ぐむことは少なくなってきました。体調もだいぶ良くなってきました。大学の仕事も「あと1年」と前向きになっていることもあるのかもしれません。

 振り返ってみると最近、学内を歩いていると学生から「先生、久しぶり。元気ですか?」などと声をかけてもらうことも増えた気がします。明るく見えると学生も声をかけやすいのかもしれません。教師としては、いつもニコニコしていたいと考えていたのですが、この半年はその意識も薄れていたような気がします。これを励みに、改めて笑顔で学内を歩きたいものです。