シンポジウムに出る意味は?

【授業研究】シンポジウムやフォーラムといった研修会に登壇して実践を発表したら、他の登壇者に手厳しく批判されたという話を時々聞くようになりました。それも多くは授業実践者が、研究者や指導者(元授業者?)から批判されたという構図のようです。
 このことには色々な疑問を感じます。授業者でない人が授業者を批判することが多いのはなぜだろう?敢えて多くの人前で批判するのはなぜだろう?「発表内容が拙い(原因)から、批判するのだ」という原因説に立つより、アドラーの「目的説」に立つ方が分かりやすい気がします。さらには、そもそも研修会に参加する人たちの「目的」はなんだろう?と考えたりします。
 最近はあちこちに登場している私が言うのもヘンかもしれませんが、私は定年退職するまではほとんど学校の外に出かけることはありませんでした。研修会講師などのために授業を自習にして出かけたことはありませんでした。システム上、授業交換もできない学校でした。出かけるのは土日や長期休業中で授業のない日だけでした。
つまり、私にとっては授業が唯一の学びの場でした。学校内で仲間と交流することでも多くの学びがありました。もっと現場を大事にした方がよいのになあ〜とも思います。それでも、時間をやりくりして、私の研修会に遠くから参加される皆さんには感謝しています。「無理をしてきた甲斐があった」と言ってもらえるようにしたいと思います。
話がまとまりません‥‥。モヤモヤし続けています。(笑)