専門学校の研修会構想

【授業研究】某専門学校の研修会について打ち合わせをしました。昨年の夏と冬に入門講座的な研修会を実施したので、これが3回目になります。すでに学校としても着々と授業改善を進めてきているので、更に一歩進めるにはどうするかを話し合いました。
 組織のトップにいて改革を推進してきた人、それを様々な立場からサポートしてきた人、実際に授業を見学し改善指導をしてきた人など、様々な立場と能力を持った人たちが集まって話し合うのは、とても楽しいものです。
 色々な現場の授業改善に関わらせてもらっていますが、私は「こうやるべきだ」という方針を最初から提示することはめったにありません。現場での特殊性があるからです。それまでの独自の経過もあるからです。まずは、その現場のことをよく聞き、理解してから、私の強みが生かせそうなことについて提案します。
 したがって、同じ方法で関わっている現場はひとつもないことになります。個々人の先生たちの授業改善は個別的になると考えています。そこに私ができるのはヒントを提供することです。組織的な改善運動も同じことです。色々な現場がそれぞれの特性を生かしつつ、改善運動を進めていくのを見せてもらえることはとてもありがたいことです。