【授業研究】色々な協力をしてもらいながら千葉県立千葉商業高校の授業改善支援をしてきました。4月からは本格的に進めます。昨日はそのための打ち合わせに伺いました。ここでは、一定数のメンバーの授業改善を支援するということになりました。
色々な学校の状況に合わせて、様々なアプローチをしています。全員一斉に始める学校、コアチームから始める学校、「課題研究・総合的な探究の時間」から始める学校、教科の授業改善から始める学校‥実に多くのバリエーションがあります。私はそれぞれの現場のリクエストにできるだけ柔軟に対応しようとしています。たぶんそれが良いと思っています。 こちら側から、特定のやり方を押し付けてしまうと、どうしてもその学校独自の問題と衝突してしまう気がするからです。
このことは私にとっても大きなメリットがあります。様々な進め方を学べることです。私が現場の人間として直接、授業改善に取り組んだのは越ヶ谷高校だけです。そこで得たことはかなり大きいのですが、他の学校に関わり始めると、越ヶ谷高校はあくまで「1つの事例」でしかないことがわかってきました。
そこで現場の管理職や先生たちと丁寧に話をします。普段の授業を丁寧に観察もしていきます。生徒たちと話すこともあります。それらの活動を通して「組織的授業改善の法則性」を探っていきます。このような活動は私にとってはとても楽しいことです。「研究対象である学校」の変化を通して、「指導者である私自身」が変化・成長していきます。弁証法ではこのような構造を「対立物の相互浸透」と言います。少しずつ、弁証法に対する理解も進んでいる気がします。
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