【授業改善】PROGセミナーに出席しました。http://www.riasec.co.jp/seminar/works/
本学学長が発表するからという理由もありますが、大学教育の動向を知るには良い機会だからです。結果は圧倒される思いでした。
基調講演は、「基礎力からリーダーシップへ(リクルートワークス研究所/大久保幸夫)」。これは、基礎力に関する歴史、分析、考察でした。特に、パートナーシップ、フォロワーシップ、リーダーシップの3stepの話は興味深いものでした。
続けて、「PROGテストの紹介(リアセック/松村直樹)」はテストの紹介というより、大学教育のデザインを提案している内容でした。
そして、産業能率大学と芝浦工業大学の発表は「授業改善は組織開発」であるとの立場からの実践紹介でした。
全体の印象は、「取り組み始めた大学の変化は力強い」でした。世界の動向を意識し、様々な理論やスキルを駆使し、大学全体で取り組み、改革が進行していることがとてもよくわかりました。自分が大学で教えている立場からは、「遅れてはならない」と気が引き締まる思いでした。
翻って、高校教育の現状はこれほどの力強さはないと思わされました。これは、元高校教師としては少し残念なことでした。ただ、大学の改革は高校の改革につながることは間違いないので、この動きに同調しながら高校改革に一層貢献していきたいと思いました。
