インターネットでオンライン授業

【授業研究】カリスマ講師Aさんに誘っていただいて、オンライン授業を見学しました。高校生?(そうではない人もいるみたいですが)、約30〜40人が一斉にネット上の「教室」に集まって、授業を受けるのです。事前にユーチューブで講義を受けてきていることが前提です。つまり、Aさんは反転授業(flipped classroom)を意識しています。
  授業中、先生は動画と音声、手書きボード、問題pdfなどを駆使して解説します。生徒はチャットルームで「いいね」「拍手」などの絵文字で反応したり、質問したり、意見を出したりします。
  時々、先生から選択式の質問か出ます。「わかった」「わからない」などに生徒がクリックすると、リアルタイムで集計結果がグラフで表示されます。たぶん、クリッカーと同様の働きです。シミュレーション・ソフトもわくわくするほど楽しいものでした。
  講義の内容は、前半は理論的な解説、後半は入試問題?を取り上げて解説。手書きで図や文字が現れるのと併行して先生の声が聞こえます。先生の顔も見えるので、とても温かい雰囲気です。Aさんの表情や声質もよい効果になっています。あっという間に90分間が終了しました。
  高校教師時代にオンラインを用いた反転授業をやりたいと考え、少し調べてみたのですが、情報不足で実現できませんでした。この授業は「やりたかったこと」そのものでした。これを使いこなすのは大変そうですが、マスターして使ってみたいものです。世界はどんどん進んでいます。