【授業研究】名古屋・大同高校文化祭初日の開会イベントとしての生徒向け講演会が終わりました。生徒会役員の皆さんとは丁寧な打ち合わせを積み上げ、顧問の先生や放送機器担当の先生たちのバックアップを得て、ようやく実施できました。
約1400名の生徒たちは各教室にいます。正面のスクリーンにはZoomの画面が映されています。前半の私の講義はこのスクリーンに投影されます。パワポを使って説明します。Zoomの画面共有で表示し、私の声が聞こえます。この声をPCから流すとうまく行かないことが事前の実験でわかっていたので、音声は校内放送を使うという工夫がされていました。
約30分間の講義は3分割し、各まとまりごとに「振り返り」の時間を設定しました。生徒たちが教室で友だちと感想を共有し、質問をメモしました。私はこの講義を生で行わないで事前に講義部分は吹き込んでおいて、音声付きパワポの自動スライドショーで行いました。レジュメはロイロノートで配信してあるので、全生徒が持っているiPadを用いて生徒たちは手元でこれを見ながら聞きます。1枚も印刷しないで済みました。
当初、この部分は動画をyoutubeにアップして流す予定でしたが実験ではうまく行かなかったのでこの方式に改めました。前半の講義の後は質疑応答です。スタジオ(会議室)に集まった生徒がZoomで質問するのに私が対応し、このやりとりを教室に流します。教室からの質問はロイロノートを使って集約し、これを見ながら私が回答していきます。
前日に「東京証券取引所の事故」もあり、トラブルにはハラハラし通しでした。スタート直前にメインで使うノートPCが突然電源ダウン。青ざめたものの回復。5分遅れでスタートしました。その後も私の講義を自動で流しながらスタジオでは打ち合わせの連続。生の講義をしなくてよかったと思いました。右往左往しながらもおおむね無事に終了。ほっとしました。
生徒からの質問はなかなか興味深いものが多く寄せられました。これについては日を改めて書くことにします。大同高校のHPには昨日の速報が掲載されています。ご参考に。http://www.daido-h.ed.jp/daidonews/2020/10/post-606.html
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