生徒達は間違えることがこわくて言葉を発しない、ように見えた。

【授業研究】某高校での研修会後の感想です。これはかなり深い気づきです。
「素直に質問して問いかけて求めていけば、『わかった』という喜びを感じられるはずなのに、すでに壁をつくってしまっているように見えた(その責任は私たちにもあるのだが‥)そういう意味で、間違えても大丈夫、間違えることが自分たちのチームの力を高めるのだという『安心感』を与えることが大切だと思った」
 要するに、(1)生徒が能動的に学習するのには安全安心の場が必要だ、(2)それを奪っているのは教師かも知れない、ということです。私もほぼ同じことを感じています。しかし、これを変えることは、個々の先生たちの授業観、教育観、人間観に関わることなので、かなり難しいことなのではないかと感じています。