同じことが何度も繰り返して出現する模擬授業体験

【模擬授業体験3】すでにお気づきの人もいると思いますが、4/24に紹介した「困っている生徒に教師が関わりすぎると逆効果?」と同テーマの事実は、3/10(日)に掲載した〜「できない」と悩む生徒に手を出さない態度が、生徒同士の協力を促進する〜にもありました。
 これが意味するところは「模擬授業体験では教師の授業力向上を促すのに必要な事実はほとんど全て起きる」ということです。現実の授業では終わってからも、次の授業があったり、教員としての他の仕事を次々にこなさなくてはならなかったり…なかなかゆっくり振り返ることはできません。それが「模擬授業体験」なら、ゆっくりと、みんなで、振り返ることができるのです。
 私はこれに気づいてから、この「模擬授業体験」をラボラトリー型の学習・訓練形式としてもっと形を整えていくと良いと思い始めました。いずれ、ある程度の訓練を受けた人なら誰でもリードできるような形式に整えたいものです。