コロンブスの卵?〜院生さんたちの模擬授業のレベルが高い!

【雑感】日本教育大学院大学の「アクティブラーニング特論」はここまでの準備段階を経て昨日から模擬授業を始めました。「AL型授業」を一人の院生が授業者となって指導をします。他の院生と私は生徒役で授業を受けます。これが20〜30分間。その後、10〜15分間で振り返るという形式です。
 トップバッターの2人は、物理と倫理を題材に選びました。これが実にうまい!説明と生徒とのやりとりや、グループワークの入れ方が実にスムーズ。私は生徒役として授業にのめり込んで楽しんでしまいました。「非常勤講師などをやっているからかなあ〜」と思って確認してみると、2人は「やっていません」とのこと?!
 そうとは思えないうまさでした。すばらしい!この背景には、睡眠時間を削ってまでの周到な準備、教材作成があったようです。感動してしまいました。同時に私がやって見せている授業は「コロンブスの卵」みたいなところがあるのだろうなと思いました。私がやったことは「なかなかみんなが思いつかないような解決策を示す」ということです。それを知ったあとは、誰にでも簡単にできてしまうことなのかも知れません。