アクションラーニングの必要性改めて

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【授業研究】アクションラーニングのコーチ養成講座にボランティアとして参加しました。ALコーチ資格取得のために受講している人たちのために参加しつつ、自分自身のスキルの見直しができるので、とても有意義です。

 終了後は指導陣と一緒に振り返りの会にもずうずうしく参加して、あれこれと話し込んでしまいました。ここで気が付いたことが2つ。1つは2日間のAL基礎講座を経て、ALコーチ資格を取るための講座日程が半分以上過ぎている人でも、コンテントとプロセスの区別はなかなか難しいということです。学校の教科指導をしている先生たちが、なかなか理解できないのは仕方がないと改めて感じました。だからこそ、アクションラーニングを学んでもらうことが必要だと感じました。

 2つ目はアクションラーニングのセッションデザインやルールの設定は実によくできているということを改めて感じたということです。「質問中心にする」「振り返りを入れる」「安全安心の場を作る」「犯人捜しをしない」‥などのルールがあるのですが、これに沿って進むだけで、質の良い「対話」が実現します。逆に言えば、ALコーチがどこかを踏み外すと、必ずそれによる問題がセッションの中に発生します。このことは授業の進め方や授業者としてのスキルと同じことです。

 これらを通して改めて、授業改善にアクションラーニングを入れたいと感じました。夜に行ったオンライン連続講座でも参加者の皆さんから「アクションラーニングをやりたい」とという声がいくつも上がりました。これらの声を活かしつつ、日本アクションラーニング協会とも協力してこの新しい企画を本格的実施につなげたいものです。

※昨年秋から継続しているオンライン連続講座の案内は以下です。
◎「みんなのオンライン職員室」はこちら→ https://minnano.online/
◎「Find!アクティブラーナー社」はこちら→https://find-activelearning.com/
◎「アクティブラーニング入門3(小林昭文著/産業能率大学出版部)」は
  こちら→https://www.amazon.co.jp/dp/4382057744/